12月の結婚式は迷惑!?非常識!?データで見る新事実!?

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12月に結婚式は迷惑なの?
12月の結婚式は非常識なの?
年末は常識はずれなの?


12月の師走に結婚式を挙げる。
結婚相手の選び方4つポイント
これは迷惑行為なのだろうか?

常識的に考えてどうなのだろう。

ほら、

自分の挙式じゃないけど
結婚式にお呼ばれされたけど、
何でこの時期に。

などと、思うときもあります。

式を挙げる側は幸せ気分もあるし、
授かり婚(さずかりこん)で
あせってる場合もあるし、

もろもろ事情があって
12月になっちゃうこともあるので、
悩ましいところです。

でも、招待される側にも都合がある。


とは言え、

ホワイトクリスマスで結婚式を挙げるのは、
ロマンチックです。

新婦の白いウェディングドレスと白い雪
ホワイトイルミネーションやクリスマスツリーと花嫁さん

ムードを引き立てますね。

そう、白い雪が降る12月の年の瀬。

年末は避けるのが常識なのかな?

正直、賛否が分かれるところです。





今回はそんな悩める新郎新婦
孤独で押しつぶされそうな新郎新婦の為に、

そして12月の式に招待される側の注意点を

いくつかの切り口をもとに辛口に考えて行きたいと思います。

早速。


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マナーモラル常識 データで考える

まずは12月結婚式について、
世間一般の常識ってやつから
考察して行きます。

なにをもって、モラル
どこ地域の文化マナーなのか。
常識って地方によっても変わってしまう面があるし。

悩みが尽きません。


そこで、割と客観的に冷静に考えることができる
数値から傾向を見ることにします。

すなわち、

結婚式を挙げる月別の人数で考えてみたいと思います。

ほら、12月に式を挙げる人が他の月と変わらなければ、特に問題ないじゃないですか。


ただし、使う数値は結婚式場は全国に星の数ほどあるので、正確な数値を把握するのは困難です。

なので、ここは市役所に届け出た届出の数、婚姻(入籍)を届け出した数をもとに、

婚姻届を出した月と同じ月内に結婚式を挙げる(あげている)と仮定し見て行きましょう。

次のようになります。

※厚生労働省様の平成25年人口動態調査をもとにグラフと表を加工してみました当ブログオリジナルです。

婚姻届の出された月別の数

婚姻届の出された月別の集計です。

全国 (2010年から2013年)

月別婚姻数

過去四年でみると、
各年でだいたい同じ月が多い
傾向がわかりますね。

毎年多いのが3月

そして、

9月や10月、11月は割りとばらつきがあるものの定番的な多さ。

12月は2012年だけ多く、その他の月と比べると少なく無い。

12月の婚姻数もわりといらっしゃいますが
3月や9月、10月、11月が基本的に多いことがわかります。

逆に7月はどの年も少なく、
夏場の暑い時期は避けることがわかります。
同様に1月も新年のためか少ないですね。

ただ、余談ですが昭和の真ん中くらいの時期まで、

1月の結婚式が一番多く新年のおめでたいムードを
そのまま結婚式にかぶせていて、
とても式の数が多かったとといわれています。


さらに、式をあげる場所に違い
つまり都道府県別に見て見ましょう。


都道府県別月別婚姻数(2013年のデータです)

都道府県別婚姻届数

各都道府県の中で一番婚姻の届け出が多かった月をに黄色いマーキングしてみました。
※青森は黄色がありませんが3月が一番多い月です。岩手県のに二つ黄色がありますが、間違いです。

これはキレイに11月と3月に分かれました。
どの都道府県でも11月又は3月に結婚式(届出)をする新郎新婦が多い。

北海道は豪雪のためか11月を避け、3月に式を挙げていると予想できます。
そして、北海道以外の東北から関東、関西、中部、和歌山までは11月に式を挙げるのが一番多いことがわかります。

和歌山から西に行くと、3月と11月にばらつきがありますね。

あなたの出身地、そして式を挙げる場所(出席する場所)はいかがでしょうか?


これらを踏まえると、実態として12月に式を挙げる方々は少なくないことがわかります。

とは言え、クリスマスや12月末に式を挙げているかどうかはこの数値だけでははっきりしませんね。

予想としては、11月に予約が取れなかったためやむなく、10月または12月にしわ寄せが行ったと考えることができます。

12月に式を行うこと事態は世間的には少なくないとは言え、第何週にあげるのか?

ここがポイントになりそうです。


≪参照元≫

厚生労働省 平成25年 人口動態調査
上巻 婚姻  第9.3表  届出月別にみた年次別婚姻件数及び百分率
中巻 婚姻 第1表 婚姻件数,届出月・都道府県(21大都市再掲)別
https://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020103.do?_toGL08020103_&listID=000001127023&requestSender=dsearch



続いて大手結婚式の雑誌『ゼクシィ』の『結婚トレンド調査』を見てみましょう。

12月結婚式非常識ゼクシー

『ゼクシィ』の読者の中で、2013年4月~2014年3月に挙式、披露宴・披露パーティの予定だったアンケート結果です。

調査対象に偏りを感じるぶぶんもありますが、調査自体の信憑性はあります。


≪参照元≫

ゼクシィ結婚トレンド調査 2014

クリックしてXY_MT14_report_06shutoken.pdfにアクセス





アンケートの結果によると、
「11月」が15%で最も高いですね。
次いで「10月」。12%となっています。

9月から11月に向け挙式をする人が増え、
続いて、4月から6月にかけて多いイメージでしょうか。

予想外に、12月が少ないですね。
厚生労働省の婚姻届出数とひかくすると、3月が予想以上に少なめです。

これは推測するに、ゼクシーが特集を組む記事の影響が色濃く出ていると推測されます。

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12月に結婚式を行う考え方

データは非常にさんこうになりますが、つづいて考え方のポイントをみて行きましょう。

いわば、考える上での切り口です。

12月のメリットとデメリット 結婚式の印象で考える

さてさて、12月に式を行うことが、
どれだけメリットがあるのかをもとに
考えてみます。

ここに落とし穴があるかもしれません。

12月はどんなつきなのか?

12月のデメリット


  • 寒い : 特に女性は色々と気を使います
  • インフルエンザ、ノロウィルスが怖い : お子様がいる親戚や友達に少々神経を使うかもしれません。
  • 雪の影響で交通機関にトラブルも: せっかくご足労頂くのにコレは避けたいところ。
  • 皆忙しい:気を使う

12月のメリット

  • オフシーズン : なので割引がある。スタッフに余裕がある
  • 天候が良い : 比較的、晴れ渡ることが多く、綺麗な快晴も多い


それぞれ挙げるとキリがありませんね(汗


それぞれの時期ついてワンポイントメモです。

1~3月

暑いと汗をかく。寒い方がまだよしと考える。
しかも2月ならオフシーズンで安い。
他の花嫁さんとすれ違うことが少ない。

4~6月

雨の少ない時期で爽やかな日多い、梅雨前の5月。
6月はいわゆるジューンブライダル幸せでありますように。

7~9月

連休の取りやすい夏休みシーズン。
遠方からお呼びするなら、この時期が良いかもしれませんね。

10~12月

9月とあわせて考えると秋は祝日も多い。
転勤や入学式や卒業式、受験などのイベントがなく、
ご親族やご列席の方々の負担にもなりにくい。

クリスマス時期はホテルのイルミネーションもきれいだし、
みんなが華やいだ気分になりますね。


招待する出席する「メンツ」で考える

究極、ここがすべてです。

メンツ。

すなわち出席頂くかたがたの年齢。

大事です。

出席する面子が若い人が多い場合、
いっしょに楽しむイメージで受け止めてくれますが、
年配者が多い場合気にしなければなりませんね。

たとえば、、

年配が多い場合

 親戚や会社の上司、取引先の人などが多い場合、
セオリー通りの時期と内容の挙式が無難です。

ほら、

口うるさい親戚がいたり、
親戚づきあいが始まってわかる、
家々のお作法、流儀なんかがあったりします。

それに、親戚に妊婦さんがいる場合
雪の季節は避けたいのが配慮ってもんです。

それに、

結婚してから気づくことも多々あります。
例えば、年末年始、顔をあわせることになる親戚

将来こども同士の交流も考えると
親戚づきあいのスタートは
ないがしろにはできません。


これは会社だって同じです。

口うるさい上司や部下や
お局様を呼ばねばならないとき
セオリー重視


このあたりはポイントになりそうです。

うるさいひとはホントうるさいですからね。


場合によっては、今後の配置や評価、
遺産相続にまで影響が出るかもしれません。


式に出る側の思いやり

12月の結婚式にお招きされた側の注意点です。

新郎新婦に暗い思いをさせないためにも
気に入らないことがあっても、
当日にクレームを入れるのは避けませう

寒いし、風邪なんかひいてるかもしれませんが、おおらかな気持ちで。

ただ、気遣いとして当日気になったことや
誰かに失礼になるかもしれないなど
アドバイスしたいなら、ホテルの人に伝えるのがベスト。

動いてくれます。



本日のまとめと激励

12月の結婚式は迷惑!?非常識!?データで見る新事実!?
  • 3月や9月、10月、11月が基本的に多いことがわかります
  • 12月は2012年だけ多く、その他の年は12月挙式は多く無い
12月のデメリット
  • 寒い
  • インフルエンザやノロウィルスが怖い
  • 雪の影響で交通機関にトラブル
  • 皆忙しい
12月のメリット
  • オフシーズンなので割引がある。スタッフに余裕がある
  • 天候が良く晴れ渡ることが多い。綺麗な快晴も多い
なので、
  • 何のために挙式をやるのか考えることも大切です
  • 12月にやるなら、親しい方々のみ出席の小規模な式がおすすめです


実際、式を挙げる側の思い、
招待される側の価値観
(地方では会費制の場合もありますね。)

結婚して式を挙げ、けじめが大事です。
が、所帯を構える側の意識も問われます。

正直なところ、

おくさまの見識を問われるます。

それから、

だんなの社会性、
コミュニケーション、
常識も問われます。

考えるべきことはどれか?

自己満足。
お礼、感謝を伝えたい。
けじめ。
誰の為に挙げるのか。

友達だから、
知り合いだから

が、通用するのは独身のしかも若いうちまで。

人さまの時間を頂く、
人さまの財布から何かを頂く

そんなことをイメージできない場合、
いっぱしの所帯を構える社会人と呼べるのか

はたまた、このご時勢、
本当に師走に忙しい人なんているのか。


悩ましいですが、ここを乗り切りハッピーな新婚生活になりますよう応援いたします!

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