こどものかかとが痛い!ケガ?病気?小学中学に多い原因はこれだ!

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こどもが『かかとが痛い!』って辛そう。

まだ身体が出来上がっていないこどもには、様々な病気や怪我の可能性があります。

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小学生や中学生のお子様の場合、その後の成長に大きなダメージを与えてしまうかもしれません。


息子くん
『足が痛くて、はしれない。。』

娘ちゃん
『足が痛いから、レッスンに行きたくない。。』




かぁちゃん
さぼりたいだけでしょ!!



なんて、頭ごなしに叱ってしまうのもよくあるパターンです。


でも、時に注意が必要です。


かかとが痛いと訴えている時は、病気や怪我のサインかも知れません。

※大人の場合は『痛風』の場合もあるって、こちらの記事で紹介しました(かかとが痛い!痛風?骨折?こどもも注意!?踵が痛い3+1のケガと症状

で、以前の記事でも触れたのですが子供の場合は、特に多い痛みの症状があったりします。


今回はシンプルに『子供のかかとの痛みの代表的な病気と怪我』をまとめてみました。

それでは早速。





こどものかかとが痛む病気の種類

まずは、こどもに多いかかとの病気です。
基本的にこの症状が多いですよね。

セーバー病/踵骨骨端症

セーバー病です。

踵骨骨端症と(しゅこつこったんしょう)も言います。


子供の骨はまだ出来きっていないため、踵の骨の先も成長軟骨と言う柔らかい骨で出来ています。

この柔らかい骨が激しい運動でダメージを受け痛みだしてしまいます。

成長痛って呼ばれることもあるわりとよくある症状です。

とはいえ、

 □ 体重をかけると痛い

 □ 押すと痛い

 □ ジャンプすると痛い

 □ 歩くのはわりと大丈夫だけど、走ると痛い


なんて場合に痛みだし、注意が必要です。

かかとの軟骨をアキレス腱や足の裏の筋肉が引っ張るわけですが、この時骨の回りについている骨膜と呼ばれる薄い膜まで引っ張られる事で炎症が起き、痛みが生じます。

スポーツをしている成長期の子供がなりやすい病気なので、もし部活動などでスポーツをしている子供がかかとの痛みを訴えたら、シーバー病が疑われます。

特にバスケットのピボットやサッカーのフェイントする相手への対応などで、『足をひねる動作』が度重なると踵へのダメージが蓄積されます。


もしシーバー病になってしまった場合は、スポーツをお休みさせて安静にしていましょう。

また、痛みが無くなったからと言ってすぐに激しい運動をすると、再びかかとを痛めてしまう可能性もありますので注意が必要です。


シーバー病にならないためには

・かかとに負荷をかけないようにする
・日頃からかかとをストレッチしておく


この二つが効果的です。

また、必要以上にかかとに負荷がかかるスパイクをはかせないようにする、と言うのも予防になります。

スパイクを履く事で激しい運動をしても滑りにくくなりますが、通常のシューズに比べてかかとに負荷がかかりやすいため、かかとが弱いこどもはスパイク以外のシューズをはいてもいい場面ではアップシューズを履いて負荷を軽減するのも良い対策です。

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その2 こどものかかとが痛む怪我の種類

こどものかかとでよく起こるケガです。

踵骨骨折

踵骨骨折(しゅこつこっせつ)って言います。

成長期の子供は、時に加減を知りません。

激しい運動や無茶なジャンプをしてかかとの骨を折ってしまう事もあります。

こんな場合は骨折かも

 □ だんだん腫れてきた

 □ 内出血している

 □ 外見が変形している

 □ そぉ~っと骨を押すと痛みがある(圧痛)



※打撲や捻挫、関節脱臼でも同じような症状がでるので、『X線写真(レントゲン)』で見てもらうのが一番です。


骨折は、

骨が折れるだけじゃなく、
ひびが入ったり、
欠けたり
ひどい場合は

踵の骨が砕けてしまっている場合もあります。

砕けた場合は元の状態にするのも大変です。

まったく元の健康な状態と同じように骨が綺麗につながることもありますが、砕け具合や範囲などによってややいびつになることも。

ケースバイケースです。

長時間放置してしまうと砕けたいびつな状態のまま勝手に骨が癒着していくので、慎重に見極めたいところです。


赤ちゃんの頃に比べたらしっかりしてきたとは言え、子供の骨はまだ柔らかく、大人では考えられないシーンで骨折する事も少なくありません。

捻挫だと思って冷やして放置していたら実は骨折だった、と言う事もあるので保護者は気を付けてあげましょう。

見てもらうには、整形外科です。

スポーツ何チャラって専門で見ている病院もありますので、先輩ママさんやコーチになどに紹介してもらうのがおすすめです。


本日のまとめ

こどものかかとが痛い!ケガ?病気?小学中学に多い原因はこれだ!

シーバー病は、スポーツをするこどもには多い病気です。
中には「練習をサボりたいからそんな事を言って」と頭ごなしに叱る親御さんもいらっしゃいますが、
子供の未熟な身体は様々なリスクを背負っている事を思い出し、
まずは病院で診察を受けさせると良いでしょう。

シーバー病でなかったとしても、思わぬ病気や怪我が見付かる事も有り得ます。

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