百日咳の症状!大人も危険!赤ちゃんがいる場合どうする?

スポンサーリンク

百日咳症状って大人はどうなるの?と、いいますか、どんな病気なのか教えて欲しい。ほら百日咳って赤ちゃんや小さな子どもの病気みたいなイメージがあるけど、大人がかかるとどうなるの?


つて

ほら、

最近の赤ちゃん達って

男女混合じゃなくて、

4種混合ワクチン(ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ)を必ず注射されるじゃないですか。

これは予防接種法って言うお国で定められた制度でとてもありがたい仕組みです。

とはいえ、

百日咳が心配さん

百日咳に大人がかかるとどうなるの?
赤ちゃんや子どもへの感染は?
逆に、高齢者が感染した場合はどうなっちゃうの?


などなど、気になってきます。

なにしろ、予防接種をしても10~15年ほどで免疫力が失われていくって言うじゃないですか。しかもた成人が感染しても診断が遅れる事も多く、そこから乳幼児に感染するといったことが起きるケースもあったりす。。

この百日咳、その名の通り「百日間咳が続く」と言われるほど咳が続く病気で、百日咳菌に感染して起こる感染症です。

初期症状は軽い咳や鼻水とった風邪とよく似た症状が続き、その後激しい咳が続きます。また百日咳菌は飛沫感染する病気で、咳やくしゃみによって感染します。

特にこの病気の恐ろしいところは、生後6か月前の乳児がかかってしまうと、呼吸困難肺炎脳症をおこすこともあり、最悪死に至ることもある病気です。




覚えておきたい!乳幼児が百日咳に罹った時の症状とは?

さてこの百日咳は初期・中期・回復期の三段階に分けられます。
6日~20日(平均7日)ほどの潜伏期の後に発症。

百日咳の初期症状

まず初期症状としては風邪のような症状が2週間程度持続します。
鼻水、咳、微熱など風邪と同じような症状ですね。

百日咳の中期症状

だんだん咳はひどくなり、初期症状から1~2週間で中期です。
期は重い咳の症状が2~3週間程度続きます。

このころの咳は特徴的です。

短い咳が連続的おこる
息を吸う時にヒューという高い音する
2~3週間は咳発作が続く


百日咳の回復期の症状

中期がすぎるころの回復期も咳は続きますが、回復へと向って症状も落ち着いてきます。


そこで乳幼児で特に注意が必要なのがやはりです。

咳込方が激しくなると嘔吐や呼吸困難などの症状も出る場合もあります。また乳児になると更にリスクが増え、血液中の酸素が不足することでチアノーゼ(体が青紫色になる症状)になったり、また痙攣を起したりします。

乳幼児の咳が長引くようであればできるだけ早めに医師の診察を受け、検査で類似症状と識別診断を行った方が良いでしょう。

とにかく大人でも咳がでると苦しく夜も眠れないほどです。それが乳幼児ともなると体力も消耗し、入院治療も必要になる場合がありますので、保護者は症状と子供の様子を注意深く見守る必要があります。


百日咳ににかかってしまった場合の対応と治療方途は
万が一検査の結果で百日咳ににかかってしまった場合は、抗菌薬を投与しますが、一般的なマクロライド系の抗菌薬は日本において耐性がり、薬が効かない場合もあります。

そこで耐性がない百日咳であればマクロライド系の抗菌薬、逆に耐性がある場合は感受性のある抗菌薬を投与することになります。
いずれも2週間ほど投与することになり、薬も長期に渡る事になります。

百日咳の家庭でもできる対応

そこで家庭でもできる対応として、まず咳を誘発させない様にすることが大切です。基本的には室温と湿度に気を付けます。室温は低くなるほど咳を誘発しますので、できれば20℃以上が望ましく、湿度も50%位に調節しましょう。

また、水分を多めに摂ることで粘性の高い痰を出しやすくしてくれます。痰が絡むと嘔吐の原因にもなるので水分補給は大切です。そして十分な栄養を摂ることで体力を向上させることに繋がるので、食事にも気をつかいたいものです。

百日咳や他の咳を伴う感染症には強い咳止めを使う事はほとんどありません。咳や痰を出す事によって菌を排出するので、薬剤の投与は鎮咳去痰剤や機関紙膨張剤を投与し、痰を出しやすくすることで咳も少なくなってきます。

スポンサーリンク


その咳大丈夫?大人も十分気を付けて!

さて、乳幼児だけが百日咳に罹ると思ったら大間違いです!

成人の特徴としては微熱や咳とやはりこちらも風邪の症状と似ています。病院へいってもほぼ「風邪」で終わってしまいそうです。

また咳が出ない人もいるため、ますます判断ができないとう事です。ですが恐ろしいのが回復期を過ぎても1年以上倦怠感や微熱などの慢性症状が持続することもあります。

そこから乳幼児に感染するケースもあり、防ぐのにはきちんとした診断が必要なのですがなかなか難しそうです。

乳幼児もそうですが、高齢者に感染した場合肺炎を誘発する可能性もあるので注意が必要です。

咳が長引く場合は速やかに医療機関へ行き、できれば検査をしてもらうのが良いかも知れませんね。

スポンサーリンク


百日咳の予防法は?

予防接種を受ける。

これに尽きます。

予防接種は、赤ちゃんの場合2012年に導入された4種混合ワクチン(ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ)を必ず摂取します。

乳幼児は生後3ヶ月から接種が可能で、1年かけて計4回接種します。乳児は生まれてから多くの予防接種を受けなければなりませんが、スケジュールを上手調整して予防接種を受けましょう。

もし子供の体調などが理由で受けられない場合は、速やかに医師に相談して下さい。それだけ大切な予防接種なのですから。
3ヶ月未満の赤ちゃんの場合もお医者さんに相談。


そして大人。


大人でも予防接種は可能。

ただし自費です。

ただし自費です。

大事なところなのでくりかえしました。

お国の予防接種補助が出るのですが、これは赤ちゃんのための政策。
なので大人の場合は自腹すね。


そうそう、予防接種しても免疫がつくまでに時間がかかります。
おまけに免疫は10年から15年で免疫力が失われるっていわれています。

3か月未満の赤ちゃんがいて、職場で百日咳が流行っている場合に自分が写るわけにいかない場合、病院の先生に相談するのがありです。
小児科の先生でも相談を聞いてくれるはずです。
迷わず相談してみませう。

本日のまとめ

赤ちゃんは四種混合の予防接種は必須。
大人の場合、回復期が過ぎても1年以上倦怠感や微熱などの慢性症状が持続することもある
大人も予防接種が有効。

百日咳菌によっておこる感染症の百日咳。
最近では成人の百日咳が多くなっていると言われていますね。
なぜなら予防接種の抗体の低下で、約接種後10~15年ほどで予防効果が失われているそうです。
また成人が感染しても診断が遅れる事も多く、そこから乳幼児に感染するといったことが起ります。

やはり予防するという事が重要で、成人は咳エチケット、うがい、手洗いは基本です。

あまり聞き慣れない百日咳ではありますが、いちど罹患すると完治するまで長期に渡るという事を頭に入れておきましょう。

コメント