ズッキーニ 栽培はプランター!コツとおいしくいただく簡単レシピはこう!

スポンサーリンク

ズッキーニ 栽培はプランター!コツとおいしくいただく簡単レシピはこう!


家庭菜園を趣味としている人は多いですが、始めてみようかなという人もいるのでは?


定番な感じのトマトやなすに加えて、ズッキーニも育ててみませんか?

むずかしそう・・・と思うかもしれませんが、プランターで簡単にできる野菜なのです!

さて、そのズッキーニですが別名「つるなしかぼちゃ」と言われていて、かぼちゃの仲間なのです。

ちょっと意外なかんじがしますが、イタリア料理でも活躍しているほどズッキーニは食べやすくて人気の野菜です。

ズッキーニで大切なのが「鮮度」です!

乾燥に弱いので、収穫して鮮度の良いうちに食べられるのも家庭菜園の醍醐味ですね。


ズッキーニを栽培してみよう!まずは準備からスタートしましょう。


ズッキーニは夏野菜です。

種から育てる場合は3月下旬頃から準備をしましょう!

・プランターのサイズは大型のものを使用します。
・土は市販の培養土を利用するのが簡単!
 プランターに入れる土の量は、鉢の8分目程度にしておきます。

ズッキーニは1つのプランターに1株にしましょう。

苗をたくさん植えてしまうと逆に収穫が減ってしまうので注意してください。


ズッキーニを種から栽培する場合の育てかた


4月~5月中旬に、直径12cmのポットに市販の培養土と適量の粒状肥料を混ぜて土をつくります。

直接プランターにまくのも可能ですが、ポリポットにまいて育苗するのがおススメです。

ポットに2粒ずつタネをまき、土をかぶせます。

発芽して双葉が開いたら、生育のよいものを1本残して間引きます。

本葉4枚までポリポットで生育します。


市販の苗を購入する場合は、緑色が濃く、茎のしっかりしているものを選んでください!

すぐにプランターで育てたい場合は、本葉が4~5枚あるものにします。

苗の葉が少ない時は、ポットでしばらく育ててから植え付けましょう。

急いではいけません!


ズッキーニ絶対やっていけないNG行動!!








ズッキーニの苗をプランターへ植え付けしよう!


待ちに待った植え付けです!

風通しのよい日なたを選んで植えつけしましょう。

本葉が4~5枚になったら、根鉢を崩さないように丁寧にプランターへ浅植しましょう。

プランターに大きめの穴を開け、根鉢が崩れないように注意しながら植え付けします。

その後は株元を軽く手で押さえて、根が付きやすくしてあげます。

植え付けた後は乾燥を防ぐため、たっぷりと水を与えます。

ズッキーニは乾燥を好みます。ズッキーニの水やりは、用土の乾燥が目立った時に葉に水があたらないようにたっぷり与えます。

目安として、

5~6月・・・5~6日に1回
7~8月・・・3~7日に1~2回


ズッキーニの栽培 支柱を立ててあげましょう!


さて、ズッキーニは茎が太く大きく伸びていきます。

風で茎が折れてしまわないように支柱を立ててあげましょう。

茎が伸びてきたら、50㎝程度の支柱を中心に一本立てて、茎と支柱をひもでかるく結びます。

生長と共に結び目も変えてくださいね。

注意点として、茎や葉にトゲがあるので注意しながら作業しましょう。


ズッキーニの栽培/手入れ【支柱の立て方】



プランタではないですが、イメージはこんな感じです。


ズッキーニの栽培/手入れ【支柱との固定・結ぶ】







ズッキーニの栽培に欠かせない「人工受粉」をしましょう。


ズッキーニも人工授粉をさせると実ができます。

マンションのベランダで育てる場合は、虫の飛来が少なく受粉が出来ない事があります。

確実にズッキーニを結実させるために、人工受粉を行ってあげましょう。

雌花が開花した当日の早朝に、雄花の花粉を雌花の柱頭につけて受粉させます。

ポイントは、花粉は風で飛ばされてしまうので早朝に、できれば朝9時までには済ませておきましょう。

花が咲いたら早起きです!

ズッキーニの実がならない場合は|人工受粉の方法動画





ズッキーニを収穫するまでにすることとは?


実がなりだしたら次々と実を付けます。

そこで肥料を与えてあげなければいけません。

プランター栽培の場合は、化成肥料を20日ごとに鉢の淵に沿って10g与えます。

液体肥料を与える場合は1週間~10日に1回与えましょう。

不用な葉や茎は摘み取ります。

風通しを良くして害虫や病気を防ぎましょう。


ズッキーニの栽培/手入れ【整枝】






待ちに待ったズッキーニの収穫です!


開花から4~10日後、長さ20~25cmの未熟な果実を若どりしましょう。

収穫期間は約1~2カ月程度続きます。楽しい収穫が結構続きますね!

大きく育てすぎると固くなるので、若い実を収穫するのがポイントです!

おススメなのが小さな果実のついた雌花「花ズッキーニ」です。

大きさは10㎝~15㎝程度になったら収穫します。

フライにしてもおいしいですよ!


で、育てて収穫したらお料理が気になりますね。

続いてはズッキーニのおすすめ、定番料理をみていきましょう。



スポンサーリンク

ズッキーニのレシピ!簡単でおいしいズッキーニのレシピが知りたい!


で、いまさらですが、綺麗な緑色の野菜、ズッキーニ。食べた事はありますか?

ズッキーニの旬は初夏から夏。スーパーで見かけるとつい手に取ってしまいます!

ズッキーニは熟す前に収穫しますが、スーパーで購入した場合は早めに食べるのがおいしく食べる秘訣です。

自宅で育てたズッキーニなら、さらにおいしいはず。



ちなみに、スーパーなどで購入する場合、どのようなズッキーニがおいしいのでしょうか?気になりますね!

おいしいズッキーニの選ぶポイントは二点、

・上から下までの太さが均一な物。

・表面に艶があって傷がない物。

この二点です。

育ちすぎると味が落ちるので、大きなものは避けましょう。

そして、できればその日のうちに使いきってしまうのがベスト。もし保存する場合は新聞紙にくるんで乾燥を避け、野菜室に入れましょう。


ズッキーニのレシピ!夏が旬の野菜だからさっぱりサラダでいかがでしょう?


ズッキーニをサラダにするの!と驚かれるかもしれませんが、ぜひお試しください!

【ズッキーニとベーコン&トマトの彩りサラダ】

<材料:4人分>

ズッキーニ・・・1本
ベーコン・・・2~3枚
トマトorプチトマト・・・1個(プチトマト:5~6個)
クルトン・・・適量
パセリ・・・適量

<ドレッシング>

オリーブオイル・・・大さじ2
砂糖・・・少々
レモン果汁・・・小さじ2
塩コショウ・・・少々

<作り方>

・ズッキーニはスライサーで薄く切り、水にさらします。
・トマトは一口大に切ります。
 プチトマトの場合はヘタを取り、半分に切ります。
・ベーコンは1cm幅に切り、フライパンでこんがりと焼きます。
 余分な脂はキッチンペーパーで取り除きます。
・ドレッシングの材料をボウルにいれてよく混ぜ合わせます。
・ズッキーニの水分をよく切ります。
・大きめのサラダボウルにズッキーニ、トマト、ベーコン、ドレッシングを入れ、よく混ぜ合わせます。
・お皿に盛りつけて、最後にクルトン、パセリを散らして彩を!

レモンが入っているのでさっぱりとしたサラダです。
お子様がいる場合は、ドレッシングを混ぜ合わせる時に砂糖やレモンを調節してください!

夏でもすっきり&さっぱりと食べられるサラダです!


ズッキーニは炒めてもおいしい!活躍できる夏野菜

ズッキーニは炒め物としてもおいしくいただけます!

応用がきくのでもう一品欲しいな、と思ったらすぐに作れます!

【ズッキーニとじゃがいものつぶマスタード炒め】


次に紹介するのがじゃがいもを使ったレシピ。
ボリュームがあって、マスタードの風味が大人向けの一品です!
お酒もすすみそう!

<材料:4人分>

・ズッキーニ・・・1本
・じゃがいも・・・2個
・えりんぎ・・・1~2本
・ウインナー・・・5~6本
・おろしにんにく(チューブでも可)・・・少々
・つぶマスタード・・・大さじ2
・オリーブオイル・・・適量
・塩コショウ・・・適量

<作り方>

・ズッキーニは縦半分に切り1cmの半月切りに。ウインナーもななめ半分に切ります。
・エリンギもななめに1cm幅で切ります。
・じゃがいもも食べやすいように縦半分にして、1cmの半月切りにします。
 *じゃがいもは耐熱皿に入れ、ラップをしてレンジで2~3分程度加熱します。竹串を刺しながら様子をみて調節してください。
・フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れ、野菜とウインナーを入れ炒めます。
・仕上げにつぶマスタード、塩コショウで味を整えます。

じゃがいもはあらかじめ加熱しておくと時短になります。
つぶマスタードの風味が大人向けですが、お子様がいる場合はマスタードを入れずに、粉末のコンソメで味を整えるか、塩コショウだけでも十分美味しくいただけますよ!
じゃがいものホクホク感と、ズッキーニの食感がたまりません!
冷めてもおいしいのでお弁当のおかずにもなります。



本日のまとめ

ズッキーニの栽培は難しそう!と思っていた人は、簡単にできるということが分かっていただけたのでは?

あとは受粉をしてあげるのが重要です!

自分で育てた野菜を収穫するのは楽しいものです。

家庭菜園にぜひズッキーニを加えて見て下さい!

ズッキーニをまだ使ったことがない人はぜひチャレンジしてみてほしいです。


また、ズッキーニは素材とし見ると、くせがなく非常に使いやすい夏野菜。

ここで豆知識ですが、ズッキーニは「カリウム」を多く含んでいます。

塩分を排泄する役割があり、高血圧に効果があると言われています。

年齢と共に血圧が・・・と感じている方!塩分に注意しながらズッキーニも食べませんか?

また、ベータカロテンやビタミンB類も豊富に含まれているので、からだの代謝を良くします。

色々な野菜と組み合わせて、ズッキーニをおいしく食べましょう!


コメント