熱が出たけど、何度から病院に行ってもいいの?
正直、普段健康であればあるほど悩みます。
小心者で有ればある程ビビります。
なにしろ、お医者様の敷居が高い。
こんな程度で病院にいって、お医者様や看護婦さんたちに鼻で笑われないだろうか。
でも、
- 慣れない一人暮らしなんかで、熱が出て一人で部屋で寝ていると猛烈に不安につつまれます。
- 赤ちゃんや子供なんかが良く分からないけど熱が出てる場合、こちらも不安が募ります。
とにもかくにも、
「熱が出ちゃった~」という時、まず、どんな行動をとるかはとても重要。
(何事も初動が大切です。)
もちろん、何をするかは熱の高さによっても変わってきますよね。
熱が出た場合、私はまず家に常備してある「葛根湯(かっこんとう)」を飲みます。
葛根湯は、風邪のひき始めに効く漢方薬です。
漢方薬なので効き目は穏やか、かつ副作用が少ないので妊婦さんが飲んでも大丈夫な薬ですからね。
おしながき
けっきょく何度から病院に行ってもいいのさ!
病院に行くのは体温の高さより、そのプロセスが重要です。特に小心者の我々のような場合。
なので、熱の状態によって見極めます。
これは大人も子供も一緒です。
その見極めとは。。
の前に、平熱と微熱に付いておさらいです。
いわゆる大人の体温の目安
微 熱 : 37.0度~37.9度中等度熱 : 38.0度~38.9度
高 熱 : 39度以上
乳幼児の体温
新生児 : 37.1度乳 児 : 37.09度
幼 児 : 37.0度
※もちろん体温は成長とともに変化します。平均的な目安はこのくらいです。
平熱は大人より高いです。
まあ、大人の感覚で言えば、乳幼児は年中微熱です。
でも、そもそも体温は免疫機能の面から高い方がいい!って言われています。
ほら、いるじゃないですが爬虫類並みの低体温(平熱が35度前後)でいつも調子が悪い人って。
で、話を戻します。
病院に行く見極めに付いてです。
一日たっても下がらない時
まず葛根湯を飲んで、水分をたくさんとって横になったり、
食欲があれば栄養のある食べ物を食べたりして、
とにかく安静にしてます。
それでその日は体調が急変しない限り、そのまま様子を見ます。
翌朝、熱が下がっているか?下がっていないか?
で病院へ行くか決めます。
下がれば、その時点では「葛根湯が効いて治った」ということになりますし、下がらなければ「葛根湯が効かない=ただの風邪じゃないかも」と考えられますので、病院へ行って先生に相談するのです。
ちゃんと診てくれます
先生もあらゆる可能性を考えてくれます。そして、それなりの薬を出してくれます。
逆にそれをやってくれない先生は、ヤブです。
体がしんどい場合は朝から病院へ行きます。
すぐに病院へ行かなくても大丈夫そうな時は夕方に受診します。
微熱以外にも鼻水や咳などの症状が出ていれば、その薬を出してもらって、それを飲めば微熱も一緒に治った、ということもありますね。
さらに微熱はあったりなかったりだけど、咳もずっと続いてて放っておいたら肺炎になっちゃった…ってこともあるので、熱以外の症状にも注意してください。
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2日以上続くなら体温に関係なく早めに受診
病院へ行きたいけど、微熱だから大げさだと思われるかな…なんて心配になっちゃうかもしれませんが、
微熱だったとしても思わぬ病気の前触れかもしれないので、
1日~2日経っても熱が下がらない時は早めに病院へ行った方がいいです。
4日以上続く体温の上昇は肺炎の可能性が高くなりますからね。
それに早めに受診しておけば、そこから新たな症状が出てきたとしても先生も経過をよく知っている分、診断しやすいです。
ほら、何週間も何ヶ月も前から微熱が続いているんです、と後から言ったって、信憑性に欠けちゃいますからね。
なので何度以上になったら病院へ行く、というより、自分で少し様子をみたけど変わらない、原因がわからない場合は病院へ行く時です。
それから、単純に熱だけ心配するのではなくってその他の症状にも注意しておきたいところです。
ちなみに、微熱が続く場合の病気の数々を纏めておきますね。
微熱が続く原因
1.感染症(41.6%)2.原因不明(49.1%)、3.悪性腫瘍(4.9%)、4.膠原病、5.甲状腺機能亢進症(1.3%)、6.薬物アレルギー(1.3%)です。
原因不明とされたものの中には、神経症・うつ状態などや更年期障害、自律神経失調症が原因と考えられる場合があります。
引用 http://www.miyake-naika.or.jp/03_katei/otona_binetu.html
単なる風邪と思いきや、続く場合は速やかにお医者様の判断が必要になりますね。
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本日のまとめ
熱が出た!何度から病院に行ってもいいの?熱が出たらやるべきコトは?・熱が出た当日は自分にできることをやってみる
・熱が出てから二日目以降は、熱の高さにこだわらず早めに病院へ行く
・子どもの平熱は高い。熱以外の様子をしっかり観察するべし
ちょっとしたことでも親身になってくれるお医者さんを見つけておくと、何かあったらすぐ行ける、という安心感がありますよ。
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