熱は何度から危ないのか?そもそも何度まであがるものなのか?
高熱が出た時、
「一体何度まで上がるんだろう・・・」
っとか不安になりますよね。
最高で何度の熱が出たことがありますか?
普通、38度超えると正直しんどくてたまりません。
が、ギネスブックによると
恐るべき記録がありました。
1980年、アメリカ人の男性(52歳)が熱中症で24日間入院した時に出した体温です。
その体温は
ずばり46.5℃。
ずばり46.5℃。
すごいので2回繰り返しました。
もうね、高いなんてもんじゃありませんね。
お風呂の湯加減も42度で熱いって感じるのに、それよりも4度以上も高いわけです。
正直、普通の人では考えられない体温の高さ。
そもそも人間は40度を超えると、体内の細胞が変質してしまう。
って言われてますからね。
この人の場合は退院後、無事何の問題もなく生活できたと記録されています。
とはいえ、この体温。
高熱が出てしまった時のリスクや対処法を普段から知っておくと、いざという時に慌てず冷静に対処できるかもしれません。
ってことで、体温について少しばかりまとめていきます。
さっそく。
おしながき
熱は何度から危ないの?世間一般的には?
ごくごく普通の人の場合、何度から危険なのか?
世間一般的に40度というライン。
私の場合、子供の頃に親から
「体温が40度を超えたら家では下がらない」
って言われていました。
なので「救急車に乗って病院へ行かなくちゃならないんだよ」、と言うのです。
それを聞いた私はずっと「熱が40度=死ぬかも」、とびくびくしていたものです。
幸い、40度を経験したことは今までなく、最高でも39度前半までです。
子供は高熱を出しやすい
子供は大人よりも高熱を出しやすい、といわれます。子供が熱を出しやすいのは、まだいろんな病気を経験したことが無いからです。
ウイルスや菌に対して抵抗力が無いからです。
いろんな病気、ウイルスや菌を経験してどんどん免疫力が強くなっていくんですね。
子供の場合、注意しなくてはならないのが、高熱による他への悪影響です。
42度を超えると、体内のたんぱく質に影響を与えるといわれています。
たとえるなら、卵をゆでると白身が固まってくるあのイメージです。
なので、高熱状態が続くと、脳に影響が出たり、男の子の場合は精子に影響が出たりするという話もあります。
実際はいろんな状況や病気の種類によって違うので一概にはいえません。
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何度まで上がるの?
人間は何度まで熱が出てしまうのか?一度は疑問に思ったことがあるかもしれません。
とにかく40度以上はやばい雰囲気がしますよね。
冒頭でご紹介したように46.5℃。が記録の中では最高温度です。
そして、くりかえしになるかもですが、42~43度で脳に影響が出るという話は多いです。
しかも、42度以上の熱が出てそれが続くと、体内のタンパク質が変性する・固まって死に至る、という話があります。
一時的に42度の体温が出ることはあっても、42度以上がずっと続くと体はやはりもたないようですね。
40度で危ないのかな、と思っていましたが42度という説は多いですね。
でも私のように、40度を越す前に対処を、と思っていた方が無難だと思います。
っていいますが、普通、体温を上げっぱなしにするようなお医者さまはいないので、命に危険がないよう解熱します。
解熱はいろいろありますが、
基本、冷やす。
特に血管の太いところを冷やす。
具体的には脇の下を冷やす。
冷えた血液が全身に循環。
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本日のまとめ
熱は何度から危ないの?高熱の最高記録は!?- 最高記録はアメリカ人男性の46.5℃。がギネスブックに載っている
- 普通、42度以上で体への悪影響の可能性あり
- 高熱は体の中のたんぱく質が変異してしまう
- 子供の高熱には特に注意
- 40度になる前に解熱剤を飲んだ方が安心
一般的に解熱剤は38度5分以上で飲むように、となっています.
が、
体がしんどいようであれば微熱でも飲んでいいですよ、と薬剤師さんに聞きました。
解熱剤は単に熱を下げるだけで病気自体は全く治しません。
逆に完治を遅らせるリスクもあるのですが、熱にうなされて何もできない状態よりかは、飲んで少しでも何か食べるなど体力の回復に使った方が良いですね。
くれぐれもです。
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