母の日や父の日の意味や由来ってなんだっけ?
そう言えば、敬老の日は?
もちろん、お世話になっているお母さんやお父さん、おじいちゃんやおばあちゃんへ、感謝の気持ちを伝える日。
でも、いったい、このイベントは、いつ、だれがはじめたのでしょうか?
あらためて、毎年の母の日や父の日の日付や由来など、
調べてみたら意外な発見がありました。
これまで、父の日や母の日は、まぁ、
日にちはお国が決めてるんだよな。
とか、
企業が稼ぐためのイベントだぜ!
くらいにしか思っていませんでした。
でも、調べてみると意外な意味や由来が有ることが分かりました、
そこで、カンタンですが母の日、父の日、敬老の日の意味や由来を見て行きたいと思います。
おしながき
母の日の意味や由来
世界各地で行われている母の日。父の日よりも早くやってきますね。
母の日の由来 主な説
母の日は世界中の国々にありますが、そもそもの由来にはいくつかの説があります。
主な説は3つ。
1.古代、ローマ時代説
神々が母リーアに感謝するための春祭りが
行われていた。
2.17世紀イギリス説
イギリスでは復活祭(イースター)の40日前の
日曜日を「マザーズ・サンデー」とし、
母親と過ごすために出稼ぎ労働者を里帰り
させていた。
3.アメリカの少女説
1908年、アメリカのウェストバージニア州に住む
少女アンナが、母の命日に追悼式を開き、
生前母が大好きだった白いカーネーションを
参加者一人ひとりに手渡した。
参考 【母の日】本当の由来とカーネーション http://allabout.co.jp/gm/gc/220752/
中でも、アメリカで行われた「3」の少女アンナが追悼したお話が
母の日の原型だとされています。
このお話が、母の日の由来の主流のようですね。
しかしココで、日本のだけの秘密があったりします。
法律による母に感謝する日
なんと、日本では母親に感謝する日は「こどもの日」なのです。これは、「国民の祝日に関する法律」の第2条にさだめられていて、
こどもの日 五月五日
こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、
母に感謝する。
こどもの日は子供だけの日ではなく、
赤ちゃんのお世話や育児でいそがしいお母さんに感謝する日。
だったのですね。
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父の日の意味や由来
母の日の次は、父の日!父の日の由来
アメリカでは母の日が行われた翌年(次の年)から始まりました。父の日は「母の日があるのに父の日が無いとは・・」と、
男女同権の立場から、1910年にアメリカ、ワシントン州のジョン・ブルース・ドット夫人が始めました。
ドット夫人は、母を亡くして男手一つで育ててくれた父に感謝しようとパーティーを開きました。
その日が現在の父の日にあたると言われています
パーティーの後、ドット夫人は「父への尊敬と感謝」の意味をこめて、亡父の墓に白いバラを捧げました。
引用 日本文化いろは事典 http://iroha-japan.net/iroha/A01_event/09_chichi.html
このとき、父の日にバラを贈ったので、シンボルはバラになりました。
やはり、白は追悼の意味合いが強いので、
現在では赤いバラがシンボル。
花言葉は「愛情」「情熱」「模範」「貞節」
父の日にバラを贈るなんて、当ブログ管理人は知りませんでした。
また、日本の場合、日本ファーザーズ・デイ委員会なるものもあり
ここでは「黄色いリボン」がシンボルに。
ジョン・ウェイン主演のアメリカ映画『黄色いリボン』
イギリスでは『黄色』は『身を守るための色』
黄色には「知性を意味する色」「人に喜びを与える色」って
意味があります。
ちょっぴりぐっと来ますね。
敬老の日の意味や由来
母の日、父の日ときたら、次はやっぱり、おじいちゃんとおばあちゃんも気になります。大好きなおじいちゃんとおばあちゃんの日。
そして、世界中をみても日本にしかない特別な日。
敬老の日です。
敬老の日はもともとは「としよりの日」として昭和22年に始まりました。
このときは敬老という言葉は使われていなくて、としよりでした。
その後、「としより」の日は昭和39年(1964年)に「老人の日」と改称されました。
改称の理由は「としより(年寄り)って言葉の印象がよくない」
とのことでした。
さて、
敬老の日ですがその由来は3つほどあって、中でも有力なのは
兵庫県のとある村の習慣(しゅうかん)説です。
谷村(たにむら)由来説とは?
兵庫県多可郡野間谷村(現在の八千代町)の村長の門脇政夫が始めたとする説です。これは「としよりの日」はもともと、兵庫県の小さな村の谷村の村長だった門脇政夫が、
「ご老人の経験と知恵を借りよう」まちづくりに生かそう!
として記念日をつくり、徐々に日本中に広まったとする説です。
その後「としより」という言葉の印象が良くないということで
1964年(昭和39年)に「老人の日」と改称され現在に至ります。
母の日や父の日より新しい習慣ですね。
敬老の日は母の日や父の日と違い、法律で定められています。
その法律とは国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)。
第2条「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」と書かれています。
なんとなくお父さんやお母さんより格上って感じがします。
敬老の日はこのほかに、聖徳太子説や養老の滝説などもあります。
聖徳太子説とは
聖徳太子が建てた老人ホームに由来が有るとする説です。聖徳太子は大阪に四天王寺を建てましたが、このとき今でいう
老人ホームに近いお寺、悲田院を創設しました。
この日付が9月15日だったとされています。
養老の滝説とは
とあるところの孝行息子が、山で酒の流れる滝を見付け太ことから始まります。この滝から流れる酒を持ち帰り
おじいさんに飲ませてあげたと言う養老の滝の話がありました。
コレを聞いた元正天皇が霊亀3年(717年)に養老の滝を見に行ったのが9月15日前後だったという説。
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本日のまとめ
母の日と父の日の意外な意味と由来が!?敬老の日は?- 母の日と父の日ともにアメリカが発祥
- 敬老の日は年寄りの日だった
- とにもかくにも良い習慣
なかなか、感慨深いものでもありますな。
コメント
スゴく勉強になりました。
29年間ただ、その日やから…とかこう言う時しかないから…。渡す時にも一般的に支流!?の物をとか上面で、そこに何か添える位…。おかげで、今度から気持ちの持ち様が変わってきます。節句分かったらまた載せてください。(^-^)
Yuukiさん
コメント有り難う御座います♪
とてもうれしいです。
誰かの思いが「~日」を作ったと思うと
ちょっぴり胸が熱くなります。
毎回ただプレゼントするだけでしたけど、
調べてからちょっぴり、心構え?が変わりました。
節句についても書きたいと思っています。
お待ちくだされ。。(^^)