「彼ってとてもナイーブでキュンキュン♪しちゃった!」
ナイーブって言葉は
わりと使われていたりします。
それから、
「ナイーブ○出しなコト言ってんじゃね!」
(「○出し」=「まる出し」の意)
や
「私ってとてももナイーブで傷つきやすいの♪」
みたいに自分自身の性格を表現するときなどにも
使っちゃいますね。
で、
このナイーブ(naive)って言葉、
「繊細で、感受性にが豊かな人」
「感じやすい、デリケートな(人)」
って感じで使われることが多いですね。
それから、
- 繊細
- 感受性にあふれた人
- 純粋無垢で守ってあげたい感じ!
そう、繊細(せんさい)。
比較的良いイメージで使っています。
もっと言えば、
- ナイーブ ボディソープ
- ナイーブ 岡山
- ナイーブ シャンプー
ボディソープとかシャンプーはあれですが、
表現に困った場合、何かと使われることの多い
カタカナの単語です。
この「ナイーブ」英語の中では似たような言葉で
おしながき
ナイーブの類語
- センシティブ sensitive
- ナーバス nervous
- デリケート delicate
ボギャブラリーの幅を広げる為には覚えておくのも
有効かもしれません。
覚えておきましょう。
でも、でもです。
実際問題、この「ナイーブ」とうい言葉
使われ方に大きな勘違いがありそうです。
メルヘンな思いを少し描いて、
良いイメージの言葉的に使っていると
恥ずかしい落とし穴にはまります。
では、その落とし穴、勘違いとはなにか。
今回は「ナイーブ」の意味と使い方、そして覚えておきたい類語についてまとめてみます。
それでは早速。
ナイーブの意味!英語では単純?
英語が母国語のいわゆる外国人のかたがたの「ナイーブ」って表現を知る
その違和感は格別です。
ほら、われわれ日本人のカタカナとしてのナイーブは
「感じやすく繊細♪」
でも、本来の使われ方と意味は
あまり良いイメージの言葉ではなく。。
- 何も知らない
- 洗練されていない
- 教育を受けていない
- 愚直
- 単純
- 無知
- 未熟
- 戦略の無い
- バカ正直
- 騙されやすい
否定的に批判的につかわれる
場合が多いです。
そして、もっと言えば
相手のコト(立場)を考えない
単純で思慮(しりょ)、配慮(はいりょ)が足りない
もうちょっと言うと
馬鹿にする感じ
「わりとダメなやつ」
英語圏では、こんな意味で使われる言葉です。
なので、
「彼ってとてももナイーブでキュンキュン♪しちゃった!」
⇒「彼ってバカ正直でキュンキュン♪しちゃった!」
⇒「彼ってダメな人でキュンキュン♪しちゃった!」
⇒「彼って何も知らない人でキュンキュン♪しちゃった!」
などと、やや「バカ女」っぽくなりますね。⇒「彼ってダメな人でキュンキュン♪しちゃった!」
⇒「彼って何も知らない人でキュンキュン♪しちゃった!」
さらに、
⇒「彼って思慮(しりょ)不足でキュンキュン♪しちゃった!」
⇒「彼って配慮が足りなくてキュンキュン♪しちゃった!」
⇒「彼って相手のコト(立場)を考えない人でキュンキュン♪しちゃった!」
⇒「彼って考えが甘い人でキュンキュン♪しちゃった!」
ここまでくると、⇒「彼って配慮が足りなくてキュンキュン♪しちゃった!」
⇒「彼って相手のコト(立場)を考えない人でキュンキュン♪しちゃった!」
⇒「彼って考えが甘い人でキュンキュン♪しちゃった!」
なんか恥ずかしいというか
意味不明です。
あなた自身の人間性を問われるかもしれません。
と、同時に「彼」の酷い言われようが可哀想になります。
なので、英語のナイーブは良い印象の言葉ではないので
気をつけましょうね!
って、
ちょっとまて。
ここで終わっては、
「まぁ知ってたけどね」
で終わる話です。
良くある単語の説明です。
でも、何やらすっきりしない自分もいるのでは。
そうです。
なんで日本では
繊細で守ってあげなきゃいけない可憐な人
形容/表現する言葉として使われているのか?
実に不思議です。
そう、なんでナイーブってカタカナは
繊細で守ってあげなきゃいけない可憐な人
って良いイメージで使われる言葉になったのか?
大事なところなので2回繰り返しました。
その答えは、
それはおフランスに由来がございます。
おフランスのナイーブ
英語の「 naive」のそもそもの語源はフランス語の「Naif」。
このおフランス語の意味にポジティブな
「素直な」
「無邪気な」
って意味があったのです。
し、しかし
実はネガティブな意味あって
こちらに
「世間知らず」
「鈍感」
って意味もあったりします。
この辺が日本語のカタカナのナイーブと
英語のnaiveの違いになっていると考えられるのです。
で、
日本の場合
「世間知らずだったぁ~少年時代からぁ~♪」(ミスターチルドレン)
って曲の歌詞のように
若い=無垢で純粋=汚れ(けがれ)てない
って良いイメージ。
対して
年齢を重ねている=いろいろ経験してる=社会にもまれ汚れた状態
って感じの負のイメージ
そんな印象が根強いです。
なので、
じゃぁ、どんな言葉で言い換えればよいのか?
これらが適切かと。[ad#addai1]
ナイーブの類語
この4つの言葉を押さえておけば万全です。
- センシティブ sensitive
- デリケート delicate
- ナーバス nervous
- イノセント innocent
たぶん、「イノセント:innocent」
それぞれの英語で意味はこんな感じです。
イノセント:innocentの意味
- 潔白な、ピュアーな
- 汚れのない、純潔な
- 悪気ない
- 無邪気な
- 無罪
- 身体的、感覚的に感じやすい
- 身体的、感覚的に敏感な
- 身体的、感覚的に感度のよい
- 身体的、感覚的に気にしやすい
- 神経質
- 感情、感覚などの繊細さ
- 感情、感覚などの敏感さ
- 他人に対する思いやり
- 容姿などの優美さ上品さ
- 身体のかよわさ
- ごちそう
- 取り扱いにくさ
- 微妙さ
- 神経質なようす
- 神経過敏なようす
どの単語も、使いどころが適切であれば、
女子力も高まります。
本日のまとめ
ナイーブの意味は?単純!?恥ずかしい感違いをする前に!- ナイーブはあんまり良いイメージを表現する言葉ではない
- 意味は否定的な意味で
- でも語源のフランス語では良いイメージも悪いイメージにも使われている
- デリケート delicate
- ナーバス nervous
- イノセント innocent
ナイー部でも作ろうかな。
具体的な活動は。。
えっと。。
そうそう、冒頭に挙げたナイーブシャンプーですが
こちらが参考動画になります。
naive (ナイーブ) Kracie 【公式】
ナイーブ 「覚えていてね」篇 120秒
ふわふした良いイメージですね(^_^;)
コメント