不妊治療費っていくらかかるの?保険って適用されるの?助成金があるって聞いたけどなにそれ?
不妊治療を受けたいけど・・・費用面が不安
不妊治療に踏み切るか否か、まず考えるのが経済的不安、そして通院や体への負担、ある程度のリスクをしょってしまう可能性もないわけではありません。
まず「医療保険」が適用されるのか?不妊治療費はいくらかかるのか?
そして、助成金がもらえるのかどうか、順にみていきましょう。
おしながき
不妊治療費っていくらかかるの?保険適用?助成金?
不妊治療種類と、費用、保険適用を表にまとめてみました。こんな感じです。
治療内容< /td> | 金額(一般的な金額) | 保険適用の有無 |
1、問診(初診) | 数千円~1万円 | 保険適用 |
2、各種検査・内診 | 数千円~2万円 | 保険適用 ※ |
3、タイミング療法 | 数千円~2万円(1周期) | 保険適用 ※ |
4、人工授精 | 1万円~5万円(1周期) | 保険適用外 |
5、体外受精及び顕微授精 | 20万円~60万円(1周期) | 保険適用外 |
※ 医療機関や検査の内容によって自由診療となり保険適用外の可能性もあります。その場合病院で教えてくれますが、ご確認は必要です。。
しかし、保険適用って書きましたが、適用にならない場合があるので注意が必要です。
続けてみていきましょう。
健康保険適用になるか否か・・・場合によって違うことあり!
医療機関や検査の内容によって保険適用外になる可能性もある・・・と書きましたが、健康保険の一番の利用目的は「健康を回復させるための医療」となるため、「妊娠しない」=「病気ではない」となってしまいます。ですが、「不妊の原因」=「病気」、例えば筋腫が見付かった、など不妊の原因を探るための検査は保険適用となります。
ちょっと微妙な感じですが、保険適用にするか、適用外にするか病院によって選択肢はあるようです。
ですが医療費はできるだけ抑えて、今後の治療に・・・と考えている人は多いはずです!
保険適用外の費用は自由診療(保険適用外)!
自由って・・・と感じるかも知れませんが、本当に病院によって治療費はさまざまです!
個人病院だから、大学病院だから、といった理由で治療費が安く済むことはありません。
人工授精や体外受精が1度で成功すれば良いのですが、数回にわたって行わなければならないことも多く、その分もちろん費用はかさみます。
そこで不妊治療の助成制度がありますので利用して、少しでも負担を少なくしましょう。
<助成対象範囲、助成範囲>
*年齢は妻の年齢で、治療開始時における年齢です
・対象年齢・・・43歳未満
・年間助成回数・・・制限なし
・通算助成回数・・・初回40歳未満(通算6回)初回43歳未満(通算3回)
・通算助成期間・・・制限なし
<条件>
・対象者・・・体外受精・顕微授精以外の治療法によっては妊娠の見込みがない、または極めて少ないと医師が診断した場合。
・助成限度額・・・1回15万円
※凍結胚移植(採卵をともなわないもの)、採卵した卵が得られない等など中止した場合は
7万5千円
・所得制限・・・夫婦合算所得が730万円以下
他にも治療を行う時点で婚姻関係があること、などがあります。
不妊治療の病院選びはどうすればよい?
料金形態がしっかりしている病院!
最近ではネット検索で多くの病院がホームページを載せていますが、保険適用と適用外の医療費をきちんと明記してあると安心感があります。
自由診療は病院によって差がありますので、きちんと確認するのもよいでしょう。
また、年齢によっては不妊治療を専門としている病院へ通う方が良い場合もあります。
例えば30代~40代の方であれば、タイミング療法や人工授精を飛ばして、体外受精、顕微授精をする可能性も高くなりますので、できれば早めに確立の高い治療法をした方が良い場合もあります。
もちろん医師と相談して決めるのが重要ですが、不妊治療を専門としている病院であれば経験も豊富なので自分に合った治療法を行ってくれるでしょう。
ホームページで検索するメリットとしては、女医が診察してくれる病院もすぐにわかるので安心感があります。
本日のまとめ
妊治療は費用と期間がかかってしまうので、病院選びも重要です!医師や病院と相性が合わなくて転院した話も聞かれますので、そうならないためにもしっかりとリサーチしたいものです。
また、仕事をしながら通院する場合は、都心部であれば遅い時間まで診察をしてくれるところもあるので調べて見るのも良いでしょう。
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