リフォームの見積もりを依頼する時にはいくつかの注意点を押さえて、見積書の内容をチェックする必要があります。また、悪質業者もあるので、一社の見積もりだけで決めないで、複数社からの見積もりをもらうことも必要です。
おしながき
工事内容を確認する
見積書の内容として含まれているのは、まずどんな工事をするかということです。たとえば、床工事やキッチン工事などです。
床工事には工事費用だけでなく、撤去費用やフローリング材の費用が含まれます。
キッチン工事なら、取り付け費用、システムキッチンの価格、給排水工事の費用などが含まれます。
基本中の基本ですが工事の内容について、自分が希望するものと同じであることを確認です。
お願いした工事が含まれていないとか、依頼していない工事が含まれているということが無いようにチェックしてください。
仕様を確認する
フローリング材やシステムキッチンは事前にカタログなどから選んでいると思いますが、仕様の欄にメーカー名や型番などが書かれているので、希望したものになっているかチェックしましょう。リフォームが終わったら色や柄が違っていたというトラブルもあるので、しっかり確認しましょう。
また、取り付ける位置が違っていたということもあるので、事前に打ち合わせをきちんとしてください。
費用を確認する
単価は50㎡あたりいくらのように面積で決められていることもありますし、工事時間で決められている場合もあります。1人の作業員の1日の作業が単価とされることもあります。また、設備なら1セット当たりの価格が単価になっています。
具体的な数字で表すのが難しい場合は、単価のところに「一式」と書かれていることがあります。
これはよくあることですが、気になる場合は具体的にどんな作業が含まれるのか聞いてみてください。それから金額の欄には単価×数量の金額が記されています。金額に間違いがないか確認しましょう。
その他の費用を確認する
また、このほかに、足場を組んだり養生したりするのにかかる費用、廃材を処分するための費用も書かれています。廃棄物の処理の費用は、施主が負担するということが法律で決められています。
さらに、これら以外に諸経費というのがかかります。
これは運搬費用などですが、雑費、運搬費が計上されているのに、さらに諸経費と書かれているなら二重に計上されている可能性もあります。諸経費には何が含まれているのか確認してください。
最後に消費税を含めた工事価格が見積書の中の数字と合っているか確認します。
また、有効期限も確認します。期限を過ぎると、材料費の価格の変動によって工事の費用が変わってくることもあります。
有効期限は普通は1ヵ月程度です。それよりも短い場合は理由を確認してください。
本日のまとめ
リフォームの見積もり!注意点はここ!気を付けたい見積書の見方- 仕様を確認する・・ 希望していない工事が含まれていませんか?
- 費用を確認する・・業者さんも人間です計算間違いもあり得ます。
- その他の費用を確認する・・二重に計上されてる場合も。
- 有効期限も確認・・材料費が変わることもあります。
希望通りのリフォームができますよう応援いたします。
希望どおりのリフォームをする上で、どうしても予算との勝負になりますよね。
こちらで、お見積の値引きについて書いてみました。
⇒ リフォームの見積もり!値引き交渉するポイントはここ!裏技!?
ご参考まで!
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