「眠くて眠くて仕方がない」
正直、仕事中は特につらい。
「寝てるのに眠い、寝ても眠いし眠たい」
季節のせいなのか、
体調のせいなのか、
よくわからないけど、
って時は、人間誰しもあります。
でも、なんか毎日続くと、
「もしかして冗談じゃなくって本気で病気なのかな?」
って不安になりますよね。
不安じゃなくても、実際問題
なによりも、周りの人たちから
などなど、困ったことになります。
いいかげん、こんな状態を解決したい。
この眠気の解消方法や正体を知りたい。
そんな思いに包まれます。
そこで、今回は「『眠くて眠くて仕方がない』ときに注意したい病気の数々」と「良質な睡眠」について調査しました。
さてさて、『眠くて眠くて仕方がない』ときがあるわけですが正直、心配になる怖い病気もあり。
では、早速。
おしながき
眠くてたまらない6つの病気の症状
眠くてたまらない状態のことを過眠症って医学的に呼ばれています。
これは夜ベットに入ってしっかりと眠っているにもかかわらず、
なぜだか昼間、強烈な眠気が襲いかかる、
極めて難儀な症状。
実はこの過眠症、複数の病気の症状として現れてきます。
まず、眠い状態(症状)別に
過眠症を見て行きます。
症状1 耐え難い眠気や気づいたら居眠り。しかもなんども繰り返しちゃう
しかも、居眠りそのものは
20~30分くらいで、
お目覚めはスッキリ。
ただ、
酷ときは常に夢を見てる感じで
リアル(現実)と夢が混乱する感じになっちゃう。
整理すると
- 驚いたり怒ったり、笑ったりすると、身体の力が抜ける
- 昼間の居眠りが辛く、我慢できない
- うとうとしていると幻覚などを見る
- よく、金縛りになる
こんな場合は、
病名 ナルコレプシー
10歳代で発症することが多い病気です。
世界的みると1000人に一人とも
2000人に一人とも言われるている病気です。
症状2 強い眠気が3日から3週間持続、自然に回復するけどまたなる。
周期的に繰り返す眠気と普通の状態。厄介ですね。
これは、
病名 反復性過眠症
基本的に10代でかかることが多く
非常にまれな疾患です。
男子の発症頻度が高いと言われてます。
症状3 昼間1時間以上居眠しちゃっう。でも全然スッキリしない。 しかも、夜は10時間以上寝てたりする。
まさに眠りに取り憑かれたような状態。
整理すると、
- 居眠りすると、1時間以上目覚めることが無い
- 居眠りしても全然スッキリししない
- 寝覚めが悪い
- ひどく寝ぼける
こんな、病気は
病名 病名 特発性過眠症
発症は10~20歳代が多い病気。
この病はナルコレプシーよりも少ないといわれています。
症状4 眠いどころか、なにもかもローな状態で気が滅入る
- やる気が出ない
- 理由の無い不安が強い
- 常に気分がすぐれない
- 悲しい気持ちで包まれている
病名 「うつ病」すなわち「メランコリー型うつ病」「季節性うつ病」
http://www.okada-cl.com/service/psychosomatic.html
症状5 ちゃんと夜に寝てるのに寝ている気がしない
なので、悔しいけど日中眠くなる。しかも、イビキも。。
- 実は肥満気味
- イビキをしているようだ
- アゴ(顎)が小さめ
- 朝、起きたときに頭痛する
- 朝、起きたときにノドがカラカラ
- 寝てるときの呼吸が不規則な気がする
- 高血圧だ
泣けてくるこんな症状で日中にいねむりしちゃう場合、
病名 睡眠時無呼吸症候群
別名、SAS
寝てる途中に息をしていない時間が発生しています。
自然治癒はたぶん無理。
お医者様にご相談を。
症状6 生理の周期にあわせてひどい眠気におそわれる
意外と多いのが、この症状。生理前のイライラをともなう強い「眠気」です。
特に、
- 月経の周期と関連して強い眠気を感じる
- その時期を過ぎると、日中の眠気がなくなる
こんな状態には病名があります。
ずばり、
病名 月経随伴睡眠障害(PMS)
月経前過眠症とも言われます。
また、最近ではPMSって言われることも多く、
Premenstrual Syndromeの略です。
日本語では「月経前症候群」って呼ばれています。
詳しくは、
月経前不眠症
- 寝つきが悪くなり
- 睡眠中も眠りが浅く
- 途中で目が覚めることが多くなると
と
月経前過眠症(=月経随伴睡眠障害)
- 夜の睡眠は普段と変わらない
- でも、日中強い眠気に襲われる
いわゆるホルモンバランスの乱れって言われています。
何らかの対処が必要ですね。
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過眠症の原因
いきなり、症状と懸念される病気を見てきましたが、
そもそも眠くて眠くて仕方が無い状態を、
過眠症と呼んでいます。
これは、以下の主に2つ原因が想定されています。
- 脳の覚醒維持機能が異常になる
- なにかの原因で睡眠障害がある
この原因を素人が判断することは大変難しいのですが
このようなチェックが参考になります。
眠気のチェック-エプワース眠気尺度(ESS)
睡眠時無呼吸症候群で最も多い症状が、
日中に強い眠気(日中過眠)を訴えることです。
このテストは、あなたの日中の眠気の程度を判断します。
<質問>
あなたの最近の生活のなかで次のような状況になると、 眠くてうとうとしたり、眠ってしまうことがありますか?
※診断結果が出るまで読み込みに時間がかかるかもしれません。しばし待たれよ。
※診断ボタンを押したあと、記事の先頭に戻っちゃうかもしれません。お手数をおかけします。
※あくまでも参考程度にとどめてくださいね。
※設問9と10はプログラムの都合で用意したものなので、採点結果に影響はありませぬ。。
やり直す場合はこちらからどうぞ⇒やり直す
ちなみにこんな採点基準です。
参考 お医者さんがつくる医療と医学がわかる情報サイト医知場(いちば)
http://ichiba-md.com/sick/test/ess.html こちらを自動採点化しています。
あなたの最近の生活のなかで次のような状況になると、
眠くてうとうとしたり、眠ってしまうことがありますか。
0 = 眠ってしまうことはない
1 = ときに眠ってしまう
2 = しばしば眠ってしまう
3 = だいたいいつも眠ってしまう
1.座って読書中
2.テレビを見ているとき
3.人の大勢いる場所(会議、劇場など)で座っているとき
4.他の人の運転する車に、休憩なしで1時間以上乗っているとき
5.午後に横になって休息をとっているとき
6.座って人と話をしているとき
7.飲酒をせずに昼食後、静かに座っているとき
8.自分で車を運転中に、渋滞で信号で数分間とまっているとき
< 判定>
合計点数によって判定します。
11点以上
日中の眠気が強く、睡眠時無呼吸症候群など病気の可能性が高いです。検査を受けた方がよいでしょう。
5点~10点
睡眠時無呼吸症候群やなにかの病気の疑われます。
5点未満
睡眠時無呼吸症候群などの病気の可能性は低いです。
当てはまる病気が見つかれば、
症状を見極めて、病院へGOです。
早めに、睡眠障害の専門医療機関を受診しましょう
ただし、何でもかんでも病気とするのはいわゆる甘え
以上のチェックに当てはまらなく、
しかも、病院に行っても何の病気も見つからない場合、
睡眠自体を考える必要がありますね。
良質な睡眠のために考えること
ここでは少しまじめに行きますね。
睡眠は交感神経と副交感神経のバランス(調整)が
とても重要です。
眠くて眠くて、日中の眠気を防ぎたい場合、
朝から対策を考えます。
起床後に熱めのお湯のシャワーを
3~5分浴びることで交感神経を刺激するとよいでしょう。
ただ、
眠気やだるさというのは睡眠の質が悪いことで引き起こされます。
睡眠には質の良いものと悪いものがあり、
質の悪い睡眠は眠りが浅いので睡眠不足の状態になります。
体の機能を休ませることが出来ないため疲れも取れません。
そのため眠くなったり、だるくなったりしてしまうのわけです。
ただ、寝ているときの状態は自分ではわからないので、
とりあえず睡眠時間が確保できていれば眠れている、
疲れは取れていると思ってしまします。
が、しかし。
寝る直前までテレビを観ていたり、
インターネットなどを使っていると、
光の刺激によって交感神経が活発になってしまいます。
リラックスで質の良い睡眠
ではどうするのが良いのか?
ずばり、寝るときには副交感神経が優位にすることでリラックスできて、
質の良い睡眠を取ることができます。
これは、
副交感神経を優位にするには、寝る1時間前には
明かりを落として光の刺激を軽減したり、
リラックスできるアロマを焚いたり、
音楽を聴いたりするのが効果的です。
副交感神経が優位になった状態で眠れば、
質の良い睡眠が取れるので眠気やだるさもなくなっていくでしょう。
ただし、
交感神経が活発になるのは光の刺激だけではありません。
現代人と切っても切り離せないのがストレスですが、
ストレスが溜まってしまうと交感神経が刺激されて活性化してしまいます。
つまりストレスが溜まっていると
副交感神経の働きが低下してしまうので、
深い睡眠が取れなくなります。
それにストレスは不安や嫌な気持ちを引き起こすので、
メンタル面からも質の悪い眠りになってしまうので、
仕事や人間関係でストレスを感じることが多い人は要注意ですね。
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本日のまとめ
眠くて眠くて仕方ない!病気?まさかの恐怖!6つの病気と良質な睡眠- ナルコレプシー
- 反復性過眠症
- 特発性過眠症
- 「うつ病」すなわち「メランコリー型うつ病」「季節性うつ病」
- 月経前症候群
- 脳の覚醒維持機能が異常になる
- なにかの原因で睡眠障害がある 安眠のために
- 寝るときには副交感神経が優位にすること
ただし、
眠かったりだるかったりというのは、
内臓系の病気が関係している場合もあります。
重篤な病気とまではいいきれませんが、
お酒をたくさん飲む人は
肝臓の病気という可能性もありますし、
慢性肝炎にかかっているかもしれません。
肝臓の病気は自覚症状がないことも多く、
進行すると肝硬変や肝臓ガンなど回復不可能な病気になってしまいます。
ですので、
毎日アルコールを摂る、
運動不足など肝臓に負担をかけることが多い人で、
ひどい眠気やだるさを感じる場合は医療機関で診察を受けた方がいいでしょう。
精神的な病気だと、コレまで見てきた中でもありましたが、
うつ病や自律神経失調症なども眠さやだるさを引き起こします。
いずれにしても、
質の良い睡眠を心がけているのに症状が改善されないという場合は、
病気が原因になっていることもあるので、病院できちんと診てもらうのが最良です。
本日はここまで♪
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