フラッシュ式脱毛器。
日本で販売されている家庭用脱毛器の中で主流中の主流です。
特殊な光を当て、ツルツルでメンテナンスフリーの脱毛をゆめみる乙女の強い味方の脱毛器です。
でも、なんで光を当てると脱毛できるの?
って気になりますね。
フラッシュ式の脱毛器の仕組みには、実は誰もが知っている光のある性質が関係しているのです。
まとめて見ました。
おしながき
日本でフラッシュ式の脱毛器が人気のワケ?
小学校のときの理科で、虫眼鏡に太陽の光を当てて紙を焼くという実験をしたことがあると思います。白い紙と黒い紙に虫眼鏡の光を当てる実験です。
黒い紙のほうが、白い紙よりも早く焼くことができましたね。
簡単に言ってしまえば、これがフラッシュ式の脱毛器の仕組みです。
光は黒いものに集中するという性質を持っています。
で、日本人の毛はユーメラニンという物質により濃い黒色をしているため、光が集まりやすいのです。
なので、強い光を当てることで、光の熱を吸収して毛根を破壊し、毛が抜け落ちるという仕組みになっています。
肌の色は毛よりもずっと薄い色のため、肌を焼いてしまうことなく毛だけに熱エネルギーを伝えることができます。
つまり、日本人の毛の黒さがフラッシュ式の家庭用脱毛器に合っているという訳なのです。
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フラッシュ式の家庭用脱毛器の使い方
フラッシュ式の脱毛器の仕組みが分かったところで、より効果的に脱毛をするためのコツを交えながら、その使い方について見ていきましょう。まず最初に、脱毛前の下準備が必要です。
普段のお手入れと同様に、伸びている毛はレディースシェーバーなどで剃っておきます。
なぜなら光を集中して当てるために、余分な毛は邪魔になるからです。
できれば使用の直前よりも、前日などに処理しておいたほうが程よく毛が伸び始めていて効果が出やすいのだそうです。
そして、熱や傷みを感じにくくするために脱毛器を当てる部分を保冷剤などで冷やします。
いよいよ、脱毛器の出番です。
光を当てることで、毛を育てる部分にダメージを与えて毛根を破壊します。
フラッシュというだけあって、光が当たる時間はほんの一瞬でとても簡単です。
しかし、一回の照射面積はだいたい2~3センチほどのため、全身の処理を完了させるためには一時間以上は見ておいたほうが良さそうです。
脱毛に即効性はない
とても手軽で使い方も簡単なフラッシュ式の脱毛器。ですが、注意すべきなのはフラッシュを当ててすぐに毛が抜け落ちるわけではないということです。
フラッシュを当ててすぐに毛が抜け落ちるわけではない
大事なところなので二回言いました。
毛根が死滅し老廃物となって抜け落ちるまでには、個人差もありますがだいたい1~2週間ほどはかかってしまいます。
そして、毛が抜け落ちたからといってそこで終わりではありません。
フラッシュが当たった毛は抜け落ちても、毛穴の奥にはまだ毛母細胞( もうぼさいぼう)が残っています。
ここです。
参考画像 花王 http://www.kao.com/jp/haircare/structure_01.html
毛の付け根の丸いところにある細胞たちです。
これが、
こんな感じ。
脱毛器によって毛母細胞にもダメージは伝わりますが、徐々に回復していくため再び新しい毛を作り出していきます。
つまり、数週間後にはまた新しい毛が生え出してしまいます。
しかし、一度ダメージを受けた毛母細胞から生える毛は、元の毛よりも弱々しくなっています。
これを繰り返していくと、いずれ毛母細胞は再生されなくなり、毛が生えにくくなるという仕組みになっています。
脱毛の即効性はありませんが、地道に続けていくことでムダ毛の生えにくいすべすべの肌に近づいていきます。
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本日のまとめ
フラッシュ脱毛器の仕組みはこう!光の力のしくみ- 黒い毛に光が集まりやすい
- 光を当てて毛が抜け落ちるまでには時間がかかる
- 毛が抜けるまで個人差もあるけどだいたい1~2週間かかる
- 時間をあけてか何度か繰り返すと毛の細胞が機能しなくなる
で、ツルツルです
フラッシュ式の脱毛器は、黒いものが光を吸収するという性質をうまく利用した脱毛方法です。
光を当てるだけでなぜ脱毛ができるのかと疑問に思っていた方もいるかもしれませんが、仕組みを知ればその効果への期待も高まるのではないでしょうか。
日本人にとって特に相性がよく、多くの方に好まれているのも納得です。
ただ、すぐに効果を出したいからといってフラッシュを多用しすぎては絶対にいけませんぬ。
肌の色は薄いとはいえ、少なからずダメージは伝わっていますからね。
簡単で効果的なフラッシュ式の家庭用脱毛器は、用法を守って継続していくことが、ムダ毛のない美しい肌への第一歩へと繋がります。
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