子供の脱毛症！？原因はなに？対策はどうすれば良いの？

子どもの脱毛症はなかなか、
悩ましい問題です。



脱毛って言うほどじゃないけど、
「抜け毛が多い」
「髪の量が減って薄毛だ」

なんてことで心配になっちゃうママさんパパさんも多いです。


こどもでも円形脱毛症になるし、
中には、症状が悪化し全体的に酷くなることも
少なくありません。


脱毛は私、当ブログの管理人もなりました。




もう何十年も前になりますが、
小学校の３～４年生の頃
だったと思います。

いわゆる１０円禿（ハゲ）です。

※私の場合は気がついたら、治ってました。今思えば、たぶん母親が髪によい食事にしたり早寝させたり、ナチュラルな感じでケアしてくれていたようです。とは言え今は年齢による薄毛が。。



世間一般的に見るとハゲ、
いわゆる脱毛と言えば、

男児が宿命にもつ
逃れられない定め
って感があって、

笑いのネタにされかねませんが、
実際のところ、本人とママさんやパパさんにしか
分からない苦しみもあります。


なにしろ髪の毛は「アイデンティティー」です。
女子に限らず、こどもにとっても同じです。

今回はこどもの薄毛と脱毛症について
原因や対策を経験を踏まえ
まとめてまいります。

あ、その前に気をつけて欲しいのが、
親が騒ぐと子どもは不安になっちゃうので
気をつけてくださいね。

まずは、抜け毛薄毛の対策、
その次に脱毛症について解説いたします。

それではさっそく。

子供の抜け毛薄毛

へんな育毛剤を使う前に
まずは、シャンプーのすすぎをしっかりすることと
食事を考えるのがベストです。

それでも改善しなければ病院へ。
皮膚科です。

特に、多感に揺れる女の子や
思春期の少年少女は
早めの対策が大切です。

髪に良いコト

対策としてはまずは髪によいことを意識した生活を送り
様子を見ましょう。

とくに、食事と睡眠は大切です。

まとめるとこんなところに注意したいですね。



さてさて、
それでは続いて脱毛症についてです。


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子供の脱毛症の種類

「こども」の脱毛って言っても
小児に限らず

• 1歳くらいからの乳幼児
• 6歳～12歳の小学生
それに、

• 13歳から15歳くらいまで

幅広く発症します。

子供の脱毛症には
いくつかの種類があります。

主にこの二つに分類されます。

・単発型　　：　一か所だけ毛が抜ける（脱毛）する症状
・多発型　　：　同時に数か所の毛が抜ける症状

まれに、単発型から多発型に進行する場合もあります。

いわゆる１０円ハゲはこの分類です。

ちなみに漫画に出てくる少年はたぶん、
頭に怪我をして禿になってると予想します。


多発型は一度治っても繰り返し発生することがあります。

さらに全頭脱毛症と言って、
いくつかの脱毛部分がつながって
広い範囲で頭髪が抜けることがあります。

まれにですが、
全身の毛が抜ける人もいます。

子供の脱毛症の原因

子供の脱毛症の原因は
いくつか考えられています。

理由の中で一番多いとされてるのが
ストレス。

確かに、ストレスの影響で脱毛してしまう子も
多いようです。

ですが、

近年の研究では必ずしも
ストレスだけで脱毛症の全てを説明
できるわけではないことがわかっています。

中でも理由の一つに
自己免疫の影響が考えられています。

自己免疫疾患による脱毛

自己免疫疾患（じこめんえきしっかん）によって
脱毛が発生するってどういうこと？


病原菌から自分を守るといわれる
リンパ球が過剰反応してしまい
育毛にダメージを与えてしまいます。

毛髪を作る毛根にリンパ球が
反応してしまうため、
毛が抜けてしまう状態です。

病気やウイルスによる脱毛

甲状腺の病気やウイルスが原因の場合もあります。

対策としては、小児科ではなく
専門の皮膚科などをの受診が
おすすめです。

単発型でしたら、自然に治癒することもありますが、

多発型ですと何回も再発を繰り返し
何年も治癒しないこともあるので、
早めの受診が必要です。

受診後は、リンパ球の活動を抑える
ステロイド薬を服用したり、

血行を促進させるための
外用薬や内服薬を服用することで、
症状を改善していきます。

さらには、

それでも治らない重症な脱毛症の場合は、
局所免疫療法というリンパ球を
別の場所に誘導される療法を行うこともあります。

ほかには、

漢方薬などで症状の改善を試みる場合もあります。

病院による通院による治療をまとめると、

• 患部への注射
• 光照射
• 軟膏塗布

などがあります。

結果、早ければければ１カ月程度～４カ月で
改善が見られます。

こどもの心のケア

脱毛症になった子供の場合、


その姿をみた周囲の人の視線や
無理解などといったことから、

消極的になったり、
心を閉ざす傾向が出てきます。


それから、保護者がストレスを与えすぎている！

って世間から見られたりして、
親もナーバスになってしまいます。

が、

そのナーバスになってる
ママさんやパパさんを見て、

今度は、お子様がさらに、
自分自身を責める心理状態に
なることがあります。

ママやパパが悩んでるのは、
「ぼく（わたし）に問題があるから、困ってるんだ」

私の場合、
正直、私自身が元気いっぱいで、
田舎の和気あいあいとしたクラスの
小学生だったので、

それほど、脱毛（ハゲ）を理由に
いじめられることやいじられることも
ありませんでした。

たぶん、担任の先生の理解と
指導がよかったのかもしれません。

それから、母親が担任に相談したのも
効果があったのかもしれません。

もちろん、お風呂で頭を洗うたびに気にしたり
水泳の授業が少し苦手に感じたり。

ただ、これが都会の学校で、
本人が地味めで、
しかも女の子だったりしたら

少々厄介かもしれません。

不登校や人目を避けるなどといった
二次的な症状が表れる場合もあります。

場合によっては、
心療内科に通うような子供も
出てきます。


いたずらに不安をあおるつもりはありませんが、
どうかお子様を「ギュッ」って抱きしめてあげて
ください。

そして、早期に病院に行くことをお勧めします。



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本日のまとめ

子供の脱毛症！？原因はなに？対策はどうすれば良いの？

• 食事と睡眠を工夫する
• やばい予感がしたら、皮膚科に相談
• 「ストレス」による脱毛がある
• 「自己免疫疾患」による脱毛がある
• 「ウィルス性の脱毛」もある

脱毛症のはっきりとした原因はわかっていません。

劇的な特効薬があるわけでもありませんので、
早めの受診と周囲の理解が必要です。


一点、気をつけたいのは、

親が騒ぎすぎると
こどもは不安になります。

私がそうでした。