自家中毒って意味は?どんな症状なの?原因はなに?
「自家中毒症(じかちゅうどくしょう)じゃないかな?」
って義理のお母さんに言われた。
もちろん、大人の私じゃなくて、
5歳のわが息子くんの
『吐き気』や吐いてるところを見て。
しかも、
「大人になっても引きずる人もいるみたい」
などと、恐怖心をおあられることも聞いた。
「自家中毒とはいったい何なの?」
我が家の息子くん5歳児の場合、
- なにかあると吐く
- あんまり食欲が無い
- そういえば、顔色も悪い
- でも、熱はそれほど高くない。。
- 逆に冷たい時もある。。
で、息子くんの場合は
2~3日弱ってますが
その後はケロッとしています。
※子どもによっては5~6日くらいで回復
謎の多い状態ですが、
これが自家中毒なの?
って具合に心配になったりします。
「10歳くらになったら自然に治る」
って昭和を生きたお母様はおっしゃってましたが、
この自家中毒(症)、
- 腹痛?嘔吐?症状はどんな感じなの?
- 食事が悪いの?
- 予防方法は?
- 大人でもなるの?
などなど、いろいろ気になります。
なので、息子くんの体験と共にまとめてみました。
早速。
おしながき
自家中毒症(じかちゅうどくしょう)とはなに?意味は?症状は?
そもそも、この自家中毒症(じかちゅうどくしょう)とはズバリ、アセトン血性嘔吐症(アセトンけっせいおうとしょう)
周期性嘔吐症(しゅうきせいおうとしょう)
って呼ばれる小児に多い疾患。
これは、
2歳くらいから10歳くらいまでの子どもに見られる症状。
わりと神経(感受性)が敏感な子どに多いって言われています。
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自家中毒症(じかちゅうどくしょう)の症状は?
「自家中毒」になるとどんな症状になるのか?
これは、
特に、
- 1日に数回の嘔吐(酷い場合は10数回)
- 腹痛
- 食欲不振
- 顔色不良(顔面蒼白)
- 元気がなくなる。
- ぐったりし元気がなくなる
- 血圧低下
- 口臭が、アセトン臭(やや酸っぱい様な臭い 古いリンゴ的な)になる。 ※小さなお子様の場合はわかりにくいかも。
といった症状があらわれます。
さらに、激しい嘔吐を頻発し、
もっと酷くなると吐いたものに
コーヒーのカスが混ざったよう感じに。
息が果物のリンゴが腐ったようなニオイになると、
自家中毒と思って間違いは無いかと。
この自家中毒症、
いわゆるアセトン血性嘔吐症(アセトンけっせいおうとしょう)は。
血液の中にケトン体(アセトン)の量がおおくなって
症状が現れるって言われています。
すなわちアセトンに原因があると。
アセトンです。
で、このアセトンってなによ?
ってなりますね。
普通。
アセトンとは?
アセトンとは体内で糖分が不足したときに
肝臓で生み出される物質。
幾つかの種類があって、
総称してケトン体って
呼ばれています。
糖が不足して生成されたアセトンは
体内の各組織に運ばれ
糖分の代わりとして使われます。
でも生み出された量が多くなっり
うまく使うことができなくなった場合、
アセトン体は血液中にあふれだし、
そしてオシッコに混ざり対外に排出されます。
※糖尿病の人はこのアセトンがとても多く分泌されます。
で、こうなると尿が甘酸っぱ感じの臭いを発します。
呼吸の息も同じような臭いがするようになります。
カンタンに言ってしまえば、身体の調子が乱れ
糖分が足りなくなったりするとアセトンの登場です。
で、
アセトンを代謝する能力が低下したり、
分泌量が多いと中毒をおこすことがあり
これが吐き気につながっています。
あ、中毒という単語が入っていますが
食中毒とは全然関係ないです。
『自家中毒症』うちの場合はこう考えて『対策』してます
この自家中毒症って、ネットで調べてみると
やたら精神面や心のケアが大事だって言われてますが、
半分賛成で半分「??」って気がします。
っていうのも、
アセトン血性嘔吐症は、スリムな痩せ形の体格の子供(筋肉質でない、華奢な体格の男子)に多いと言われる。
アセトン血性嘔吐症 http://hobab.fc2web.com/sub6-Cyclic_Vomitting.htm
ってことらしいので、
どうしても神経質な子ってイメージが先行している気がします。
うちのは、やせっぽちじゃないし。。
むしろ、欲しかったおもちゃがプレゼントされたり、
大好きなおばあちゃんが2週間以上泊まって
目一杯楽しんでるのに。。
で思ったのが、
- イベントごとが多くて外に連れまわすことが多かった
- 外食が多くなってしまい栄養が偏ってしまた
大人だって「すこし疲れたって」気持ちになるくらいでした。
子供に影響が無いはずは無い。
で、考えました。
「過労」や「精神的な緊張」が続きます。
↓
↓
↓
ブドウ糖です。
↓
足りなくなってアセトンの登場。
↓
などと考えています。
自家製中毒症の予防と対策
いろいろ調べた結果、有力で信頼性を感じた内容がありました。
こちらです。
アセトン血性嘔吐症(自家中毒)の発作予防には、
普段から、御飯など糖質(炭水化物)中心の食事を摂り、
脂肪摂取を控えることが良いと考えられる。
そして、
また、肝外組織のケトン体の代謝能力が低下しないように、
普段から、ビタミン類(ビタミンB1等)を十分に摂取することも
発作予防の為、大切と考えられる。
引用「アセトン血性嘔吐症 http://hobab.fc2web.com/sub6-Cyclic_Vomitting.htm」
食生活ですね。
あ、それから
もし、息子くんや娘ちゃんに
「自家中毒」の症状がみられたら、
に注意して考えるのが良いと思います。
とくに、転校や引越しなどの「環境の変化」や、
運動会や発表会などの「行事」や「イベント」は
ポイントになりそうですね。
ただ、いたずらに
「ストレスが問題だ!!」
ってのも違う気がします。
大人でも同じ環境にいても
ストレスとなる人とならない人がいます。
これは幼少の頃から鍛えられた耐性です。
なので、幼いうちに
ストレスへの耐性を磨くのも
本当に大切なことだと思います。
誤解をおそれづに言えば
息子くんや娘ちゃんには
なよなよした大人になって欲しくないです。
なので、へんに甘やかさないで
うちでは食生活をちょっぴり見直しつつ
スキンシップてんこ盛りで接し
安心感を与えられるようにしています。
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本日のまとめ
自家中毒症の原因は?意味は?アセトン血性嘔吐症って何!?- 自家中毒は嘔吐が続く
- 興奮したり、神経の高ぶりや自律神経などのメンタル面が原因って説が主流
- 自家中毒は2歳~7歳前後に多い症状
- 0から2歳くらいの乳児はならない
- 自家中毒症は年齢が大きくなれば、基本無くなる
- 食中毒とは関係ない
- むしろアセトンの中毒
- 自家中毒症は大人でもたまになる人もいる
- 治療方法はブドウ糖を取ること
- 普段からご規則正しい食生活を心がける
- ビタミンの補給を意識した食事に
普段元気な子が
吐いてばかりで
ぐったりししまうと、
パパさんもママさんも
悲しくなってしまいます。
元気な笑い声やはしゃぎ回る
いつもの姿になって欲しくて
すがる気持ちになっちゃいます。
でも、親がうろたえていると
子どもも不安になってしまいます。
ここは一つ、
どっしりと構えて
安心感を与えてあげましょう。
でも、
長引いたり、状態が酷くて
「本当に自家中毒かしら?」
って思うなら
速やかに病院へGOです。
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