不妊治療って保険が適用される?保険がきかない治療ってどんなの?
やっぱり、妊活を考え始めるといろんな疑問が出てきますね。
妊活を考え始めたり、既に妊活してるのに長いこと赤ちゃんを授かれない場合、やっぱり専門家の治療を考えたいところです。
でも、
・不妊治療は高額な医療費がかかるんじゃない?
・保険は適用されないの?
などなど、気になることが出てきます。
ほら、不妊治療には高額な医療費がかかるとよく聞くじゃないですか。
妊娠するまでに100万円以上かかったという話もあったり。
不妊治療の期間はもちろん個人差もあり、また費用もそうです。
不妊治療には保険が適用されないの?という疑問もありますが、そうではありません。
保険適用内の治療法もあります。
まず肝心なのは、不妊の原因は夫婦のどちらにあるか?確認する必要があります。
基本的なことを調べなければ不妊治療へは進めません。
不妊治療を始める前の検査は保険の適用内で行えるので、まずは夫婦で医療機関へ行き調べましょう。
おもな検査内容は、ホルモン検査、超音波検査、粘液検査、精液検査などです。
おしながき
保険適用内の不妊治療とは?治療内容を知る調べてみた
不妊治療は主に3つが行われいます。タイミング法
やることは3つ。① 排卵日の予測
基礎体温や、超音波検査などで排卵時期を予測します。排卵しにくい場合は薬を処方されることもあります。
② 排卵日に夫婦生活営む
医師が予測した排卵日ごろをめどに性生活をします。
③ 排卵の有無を確認する
排卵予定日の数日後に受診をし、超音波検査で卵巣を確認します。
※タイミング法による検査・・・医師による問診、超音波検査、血液検査、排卵確認、場合によって投薬
(注意)超音波検査は月1回までは保険適用内で、それを超えての検査は自費になるようです。
排卵に問題がある場合は超音波検査が増える可能性があります。
排卵誘発
こちらは二種類あります。① 飲み薬(代表はクロミッド内服薬)
副作用も少なく安全性も高いとされています。
② 注射(筋肉注射:hCG注射、hMG注射)
筋肉注射のため、痛みがあります。卵巣を直接刺激するので、効果も高くなりますが、そのぶん副作用の頻度も高くなります。
排卵誘発は複数の卵子が排卵される可能性があり、そのため双子以上の多胎妊娠の確立が上ります。
内服薬で約5%、注射で約20%と言われています。
内服薬も注射もタイミングが大切な治療法と言えます。
排卵障害がそれほど重くない場合は内服薬から始め、効果が現れない場合は注射両方へと切り替えて行きます。
腹腔鏡下(ふっくうきょうか)手術
妊娠に弊害がある場合、そのそれを取り除いたり治療をするために用います。・子宮筋腫
・子宮内膜症
・不妊症、卵管閉鎖症、卵管周囲癒着
おへその近くに1cm程度の小さな穴を開け、腹腔内のテレビモニターを見ながら手術をする方法です。
体への負担も少なく、傷跡も目立たないというメリットがあります。
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男が原因の不妊治療は保険適用になる?
男性の場合もまず初めは検査から行いますが、検査費用は保険が適用されます。精液検査で調べる内容
① 精液の量・・・精液の量が1.5ml以上かを調べます。② 精子の数・・・採取した1.5mlの中に精子の数が1500万以上あるか調べます。
③ 精子の活動性・・・精子が活発に動いているか、また活発な精子が40%以上あるが調べます。
④ 精子の形・・・形の良い精子がいるかを調べます。極端に頭が大きかったりと変形していない精子が4%以上 あるかを調べます。
精液検査は1回だけではなく、複数回行います。
1回の検査結果だけで決めつけるのではなく、何度かおこなった後に不妊かを判断します。
精子の質は日常生活のさまざまな要因によって変化しやすいようです。
その他の検査
●ホルモン検査・・・血液中の男性ホルモンなどを異常がないかを調べます。●尿検査・・・赤血球・白血球から前立腺炎などの病気を調べます。
なぜ不妊治療には保険適用内と適用外の治療があるのか?
少子化と言われている昨今、なぜ不妊治療を適用外にするのでしょうか?
経済的負担が大きく、不妊治療にふみ出せない夫婦もいることでしょう。
ではなぜ保険適用外なのでしょうか?
これは健康保険が適用される治療の基本は「健康の回復」だからです。
不妊治療は症状にもよりますが、基本的には「健康」とみなされます。
医療機関によっては保険適用になると思って行ったとしても、適用外となる可能性もあるので治療を始める前に必ず費用の確認は必要です。
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本日のまとめ
不妊治療は医療費もそうですが、肉体的、精神的にもダメージを与える可能性があります。夫婦でよく話し合い、また治療方法なども医師と相談して検討する必要がありそうです。
男性不妊の場合は、男性専用のクリニックもありますので専門医に相談するのも良いかもしれません。
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