強迫観念って困ったもんです。
だって、自分ではどうにもできなくて
落ち着くまでじっとしてなきゃいけませんからね。
そんなに酷くなければ
少しだけ気合い入れなおしたり、
時間をかけ心を落ち着かせれば
いくぶんましになります。
でも、毎日毎日、強迫観念にとらわれていると、
とにかく、普通の人間の生活がしたい。
そんな切実な思いが募ります。
なにしろ、
強迫観念のせいで、
なんかおかしな人って思われ、
友達が少なかったり
まともに恋愛ができなかったり、
バイトや仕事だって長続きししなかったり、
大変です。
一生このまま不便で、
何をするにもおびえる毎日なのかと思うと、
もう、うんざりしてきますね。
さて、このうんざりしてしまう、
あ、
ひとによっては悩みの
どん底に落としこんでくれる
強迫観念ですが、
強迫観念の観念そのものの意味
や
強迫観念の原因って
意外とわかってなかったりします。
そこで、
今回は強迫観念で苦しんでいた友人の状況を
踏まえつつ、
強迫観念の意味と原因について
まとめてまいります。
本来かなり高度な心理学や医学、医療の分野ですので
うまく伝えられるかチャレンジですが、
強迫障害で苦しんでいた、
当ブログ管理人の会社の後輩の
の意見をもとに進めてみたいと思います。
それでは、
おしながき
強迫観念の意味
強迫観念は観念という通り、
脳が作り出す状態です。
表現を少し変えると、
心の状態
かんたんに表現すれば、
神経質な性格や几帳面な性格、
何かと潔癖であったり、
頑固な人がその性格ゆえ、
今までこだわっていたことが、
自分の意識とは無関係に
突然、胸騒ぎをするみたいに
心がとらわれてしまう状態です。
え?
そんなの知ってる?
失礼しました。
でも、この脳が作り出す状態って、
何も「強迫」的なものだけじゃなく
幸せな勘違いや思い違いなんかも
おなじ様に脳が作り出した状態です。
たとえるなら失恋の痛み
多かれ少なかれ、
大なり小なり、
誰もが持っていると思います。
苦い思いもあれば、
チクリとハートに来る思い。
遠い日の花火みたいに、
ただ映像がよみがえる。
いわゆる、記憶。
そんなイメージでしょうか。
ちょっとしたタイミングで
失恋のイメージが付きまとい、
異性とお話ができなかったり、
心をオープンにできなかったり。
たぶん、こんなイメージです。
ちょっとしたポイントかもしれません。
記憶に意味を与えるのは
その人自身の理解や解釈です。
たとえ悲しみの記憶があっても、
たとえば10年前の失恋の深い悲しみは、
「とても悲しかった」
って言葉や状態だったって記憶にとどまり、
悲しみその物は
当時と同じようなには
再現できないのでは無いでしょうか。
強迫観念はいわゆる普通に生活できる人
あえて言えば、健常者にだってあります。
具体的には、
単なるこだわりってヤツデス。
それと、心配性。
では
なんで、強迫観念に脳や心は
とらわれてしまうのか。
それは記憶の為に苦しんでしまう、
心の状態。
不安感や不快感がきっかけで、
思いこみ?が深くまで入ってしまった
心の状態。
そして、その思いこんでしまう心の状態は
くせ(癖)になってしまいます。
その記憶は何年も前のものでも
少し前のことでも、
強迫観念の要因となりえます。
たとえば、今、強迫性障害の症状を調べていて、
翌日から調べていた症状をすべて発症してしまう
なんてこともあります。
で、ちょっと注意してほしいのが、
いたずらに、強迫観念だ大変だ!!!
って心配しちゃうかもしれませんが、
いわゆる単なる心配やこだわりと
強迫観念は違うってところです。
単なる心配やこだわりと強迫観念
いたずらに
「強迫観念」で病気になるかもって
不安になる前に、
深呼吸して落ち着きましょう。
ただの「心配性」の可能性が高いことが
ほとんどだからです。
そして、心配性やこだわりとと
病気・病的といわれるほど強迫観念が
進んだ状態の強迫性障害のちがいは、
ずばり、
「その思いを行動に移すかどうか」
ここです。
しかしというか、
なので、必要以上に病気の可能性を
考えていくと、負の悪循環が
発動します。
もちろん、心配性と強迫観念の違いを
見極めるのは専門医でも難しいところでは
ありますが。
強迫観念が出てくると感じたときは
あわてず深呼吸です。
気休めかもしれませんが、
意外と効果的です。
(友人談)
深呼吸はゆっくりとした
腹式呼吸がお勧めです。
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強迫観念の原因
不安感や不快感の心の記憶が
自分の意思と無関係に頭に浮かぶ、
強迫観念ですが、
いったい、原因何なのでしょう。
病院や専門書でみると原因は
脳の障害
としています。
その一方?では聞くのが
トラウマや幼い頃からの教育(刷り込み)
って言う方々が多いです。
(※私の後輩も言ってます。
でも結局それらの記憶によって
脳にダメージやへんな癖が
ついたんじゃないかとも言っております。。)
脳の障害
脳の障害な説明としては、
・ 脳の機能障害
・ 神経伝達物質のセロトニンの調節障害
・ 神経伝達物質のドーパミンなどの影響
トラウマや刷り込み
つづいて、よく言われるトラウマや刷り込みですが、これは想像に難くない。
脳(考え方)や心に影響を与えることですからね。
・ 失恋や事故、ショックな出来事でトラウマ
・ おもに親からの日々の生活で刷り込まれた思考概念
生まれてから現在の年齢に至るまで、
両親の影響は極めて大きい。
両親の考えた習慣が、赤ちゃんや
幼児に与える影響を見れば
一目瞭然です。
例えば、物事に取り組むときの考え方や
姿勢、気にすることなんて、
自分では意識していなくても
とうちゃんかぁちゃんの背中を見て
育っています。
影響が無いわけがない。
もちろん、ある程度年齢が進めば
反面教師としてみることが出来、
こうやっちゃだめだよな。
なんてことも考えていくわけですが、
ベースは両親ですね。
それから、心に出来た傷。
大恋愛や片思いの失恋なんかも
トラウマになるかもしれません。
恋に臆病になっちゃう。
ってヤツデス。
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本日のまとめ
強迫観念とは?意味や原因って何に?心配性のあなた必見!?
- 強迫性観念はとらわれた心
- 意味は人それぞれあるけど、まづは深呼吸して落ち着け
- 脳の機能や仕組みがよろしくないようです
- 行動さえしなければ病気とはいわない
- 友人は気づいたら治っていた
OCDど診断された友人(会社の後輩)は
今では元気に仕事をしています。
病院の薬と、強迫観念に包まれても
強迫観念どおり行動しないことで
何も問題ないって訓練?てきなことで
だいぶマシになったそうです。
つまり、人間誰でもやっている
自制心が強くなったそうです。
まぁ、本人曰く
「自制心っていうほど大事じゃなかった」
ってはなしてました。
とにもかくにもあなたの症状、不便さが
少しでも少なくなるよう、
応援しています!
こんな動画もありますので、一人で苦しんでいないで
明るく行きませう!
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