gdpとはいったい何でしょうか!?ほらGDPってニュースでアナウンサーが話すたびに、
あたかもわかっている感じで聞いているけど、
子どもから
「おかあさ~ん!じーでぃーぴーってなぁに?」
などと聞かれると、冷や汗が。
なんとなくわかっているものの、
わが、お子様にもよくわかるように説明するにはどうしたらいいの?
っていうか、
GDPって良く効くけど、
実際のところいったい何なの?
なんてママさんも多いのでは。
下がったとか上がったって感じで、
テレビでは言ってるけど、
感覚だけで子どもに説明するには
少しばかり難易度が高く悩みまよね。
ほら、
どこのご家庭でも、好奇心旺盛な
小学校くらいの息子くん娘ちゃんになると、
かなり厳しい質問が飛び出してきますからね。
なんとか親の威厳を保ちたいものです。
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そこで、
元銀行員にしてファイナンシャルプランナーの資格を持っていた、
当ブログ管理人が、経済ニュースでおなじみの
GDPについて、小学生の子どもにも
理解しやすしやすく、わかりやすく解説
してみたいと思います。
それでは早速。
おしながき
GDPとは?
GDPとはその国の経済の力、経済力の目安になる数字です。
この数字の大きい、小さいで
その国の経済的な力の大きさをがわかります。
これは、GDPは「Gross Domestic Product」の
頭文字をとったものです。
読み方は「グロス ドメスティック プロダクト」
直訳は「合計した国内の生産」
なので、日本ではGDPを国内総生産(こくないそうせいさん)って呼んでいます。
ちなみに、いきなり話ががとびますが、GDPがマイナスって言葉がありますね。
これはカンタンに言えばこんな感じです。
GDPがマイナスとは?
・GDPの成長率が去年の同じ時期より小さいことを言います。なので、
・国内の市場規模が去年より縮小した。
・なので、商売している人(企業や個人)のサービスや種類が少なくなるかも。
・社会保障や財政の持続して行く基盤が揺らぐ可能性が出てくるかも。
って言われています。
あんま良くないってことですな。
さてさて、続けます。
こどもでもわかる国内総生産(GDP)
さて、さてこの国内総生産ですが、
われらが国内と呼ぶのは日本です。
その日本で生み出された、儲けの合計がGDPです。
もう少し言うと、
日本の中で、いろいろな会社が稼いだ現金の合計です。
いつからいつまでに生み出された儲けかは、
基本的に一ヶ月区切りや1年区切りで見ます。
整理すると、
- GDPとは一定の期間に日本で稼ぎ出された現金の合計
- 稼ぎ出された現金とは儲け
こんな内容になります。
なので、
GDPは日本全体でどれだけお金を生み出したのか?
を数字で把握し判断するための数字なのです。
GDP具体的に子どもの頭でわかるように説明すると
さて、GDPが「儲け」ってことはわかった。で、コレが日本で生み出されるって
- いったいはなんで?
- なんなの?
そこで、儲けについて見てみてみます。
GDPと儲けをもう少し具体的に
もう少しGDPの中身である儲けについて、解説してみたいと思います。
ほら、
代官 「お前も悪よのぉ」
商人 「いやいや、お代官様ほどでは」
代官 「お前のおかげでまた儲けさせてもらったわ!」
二人 「はっはっはっ~♪」
昭和を生きたパパやママだったら
一度は見たりしたことがあるかもしれません。
そのせいか、
儲けと聞くと、なにやら悪どい印象を
もたれる人も多いかもしれませんが、
われらがお給料は儲けからはじき出されています。
なので、「儲け」って言葉を悪意を持って見るのは、
ちょっと筋違いの感があります。
※「信じる者」って書いて「儲け(もうけ)」って読むのは
なにやら深い意味を感じます。
「人」の「言葉」を組み合わせた漢字。
なにやら哲学的で、
歴史的な人の思いを感じます、
漢字だけに。
この辺りはまた、別の記事でまとめて行きたいと思います。
さて、この儲けですが、
そもそも企業(会社)が生み出した現金です。
どうやって生み出すかというと、
会社でお仕事をしている、
パパさんやママさんが
一生懸命働いて生み出すわけですが、
これは、
会社が資本金を使って、
利益を生み出すお仕事、
つまり、
商売を行って生みだされるお金です。
で、この商売を行って生み出されたお金は
単純に野菜や果物、肉やお魚、車やバイク、
鉛筆や消しゴム、ノートを売ったから
売れたお金が儲けだ!稼ぎだ!いぇーぃ!!
とはならずに、
儲けとは売るために使ったお金、
つまり、土地代や肥料代、働いた人の給料などを
売ったお金から引く必要があります。
これを売ったお金から、売るためや作るために使った金額を
引いた額が、儲け=付加価値(ふかかち)として、
「新たに生み出された価値(お金)」ってことで、
豊かさの一つとして、言い表されています。
付加価値の高い低い
よだんですが、付加価値が高いとか低いとか時たま耳にします。
この場合の付加価値とは簡単に言うと、
例えば、
とあるアジアのどこかで作られた時計。
これが、そのへんのお店でうられると、1000円の利益を生み出した。
とします。
おなじ時計がオメガとかグッチとか、ロレックスとかブランド物として
うられると、10,000円の利益をうみだした!
って状態が、付加価値が高いって状態です。
つまり、1000円しか付加価値がつかなかった時計が、
ブランド物ってことで、凄く高い利益がでた状態。
こんなイメージで理解するのがわかりやすいですかね。
GDPが上がる下がるも、こんなイメージで捉えるとわかりやすいかもです。
今月は先月よりGDPがマイナス = 今月は先月より付加価値が低い
って感じですね。
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本日のまとめ
GDPとは?わかりやすく子供に説明するにはコレだ!- GDPとはGross Domestic Product「グロス ドメスティック プロダクト」の頭文字
- GDPとは国内総生産っていう
- 国内総生産とは儲けの合計
- 儲けとは新たに生み出された付加価値
- 売った金額が儲けではなく、売るために使ったお金を差し引く。
- 新たに生み出されたお金なので豊かさの一つとして考えることができる
専門用語がいっぱいの経済の解説をよんでも
どうにもこうにも、意味がわからん!
こどもにどう説明すればいいんだ!
そんなお困りのパパさんママさんの
お役に立つことが出来れば、
とてもうれしいでございます。
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