みたらし団子の由来!トイレ!?秘密の歴史!?後醍醐天皇が!?

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みたらし団子の由来を知っている人はいませんか!!!!


みたらし団子の由来

画像引用 マイナビ 13 日本のお菓子、これがおいしい! http://news.mynavi.jp/column/gaikoku/013/images/01.jpg





「砂糖醤油」のかかったおいしそうなみたらし団子があるから、

団子食べたい人
『みたらし団子をたべよう!』



って子どもに言ったら、

こどもちゃん
『みたらし』ってなぁに?


って聞いてきた。


そんなこと、知らない。


気にしないでおいしく食べればいいじゃねぇか!


と毒づきたくなるものの、
ここで教養あふれる答えを言わねば
大人の沽券(こけん)にかかわる


砂糖醤油を「たらしてる」から、みたらしなんじゃね?

ってことは、みたらし団子の「み」って砂糖醤油?

でも「み」は「御」っ漢字だし。。。


って言うか、読みかた「御手洗」=「おてあらい」って漢字を使ってる。。

お手洗い。

団子食べたい人
トイレ』ですな。







ま、


音の響きから、たぶんなんとなく、京都ぽい。

『京都の言葉!』


って言い張るか。



そんなわけにもいかないし、考えてると気になってくるのでまとめてみますた。


早速。


みたらしの由来はズバリ京都

みたらし団子は京都でお生まれの団子です。

予想的中です。

我ながらヤマ感的中です。

で、

詳しく言えば、

京都府に『下鴨神社(しもがもじんじゃ)』って神社があります。

正式名称は『賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)』

由緒正しき京都の神社です。



この神社でやっていたお祭りに
御手洗祭り』(みたらしまつり)ってのがあって、
由来になったようです。


毎年、7月に行われているお祭り。


このお祭りで、団子を食べていたって話なんですが、

ただ団子を食べていたのではなく砂糖醤油をかけていたと。


『砂糖醤油』


それが、みたらし団子の発祥の秘話


秘話と呼ぶほどの秘密はあんまりありませんが。


ま、このとき胡麻をかけていたら、御手洗団子は
ゴマのかかった団子だったわけですな。


で、もうちょっと詳しく調べて見るとこんなお話も


遡ること鎌倉時代。発祥と語源の砂糖醤油のかけた焼き団子


鎌倉時代の天皇・後醍醐天皇
下鴨神社(しもがもじんじゃ)へ行った際、
境内の御手洗池(みたらしいけ)で、手を清めるために
水を手にすくおうととしました。

そしたら、池に現れた大きな一つの泡

続けて4つの泡が現れました。

で、その泡のイメージから神社近辺のお茶屋で
みたらし団子の数が5つの数になったと言われています。

って、当時の団子は3つとか4つが主流だったって前提知識が無いと

『ふ~ん』

で終わってしまいますな。


続けます。


で、砂糖醤油の餡(あん)を絡めた
「御手洗だんご」は、
御手洗詣(もう)でのときに売られたのが起源です。


なお、御手洗詣(みたらしもうで)では、
下賀茂神社のそばを流れる『御手洗川』に足をつけ、
無病息災を祈る行事。


御手洗団子の次に、御手洗川(みたらしがわ)に御手洗池(みたらしいけ)。


だんだん疑問がわいてきます。


『みたらし』って『御手洗』って書くけど、
いわゆる、『おてあらい』です。



トイレじゃね?



トイレじゃね?



大事なことなので、2回繰り返しました。



で、だんごにかかってる醤油って『色の濃いおしっこじゃね


しかも、『たらす』わけです。


そうです。


バッチィ(昭和の言葉で『汚い』の意)イメージです。


恐ろしい。。


いやいや。


ちがう、ちがう。



そうじゃない。


※参考画像 アマゾンに飛びます




そうです。


なんで『御手洗』って言うの?

って謎が残ります。


御手洗の由来は?

で、この御手洗、いわれがあります。

昔は、神社に参拝するとき、
そばに流れている川の水で
口や手を洗い、心身を清めるのがマナー。

これをやらずに神社に入るのは、
神様に失礼極まりなく、
穢れ(けがれ)を運んでくることになります。


で、近くに川のない神社では
お浄め出来るように水場を造ったのが
「御手洗(みたらし)」の始まり。


実に、本当の意味で、『穢れを清める為に、手を洗う場所』だったわけです。




たかが団子と侮っていたら、古式ゆかしい日本のしきたりが影響していたわけですな。


これは感慨深い。


ちなみに、



団子(だんご)とは?

穀物の粉を水やお湯を加えて丸め、
蒸したりゆでたりしたもの。

きな粉をまぶしたり醤油やあんで味付けしたものや、
串にさした串団子などがあり、

一般的に和菓子を指すが肉団子や土団子など
丸めたものを呼ぶ場合があります。


ちなみに、WIKによると団子ってこうです。

団子(だんご)とは、穀物の粉を水やお湯を加えて丸め、蒸したりゆでたりしたもの。きな粉をまぶしたり醤油やあんで味付けしたものや、串にさした串団子などがあり、一般的に和菓子を指すが肉団子や土団子など丸めたものを呼ぶ場合がある。

引用もと https://ja.wikipedia.org/wiki/団子


ざっくりといえば、丸めたやつ。



で、この団子。

いろんな名前がついています。

基本は白くて丸い団子。

でも、こんな感じ。


『みたらし』以外の日本のだんご達!


日本のだんご達をまとめて見ました。
意外と多いです。

・吉備団子 (きびだんご)
…岡山県(旧吉備国地域)の土産として有名。
 江戸時代末期に考案されたと言われています。
 
 一見、もも太郎のきびだんごをイメージしちゃいますが違うようです。

・黍団子(きびだんご)
…文字通り「黍」(きび)を粉にしてこしらえた団子。
 遅くとも15世紀末には食べられていたのではないかといわれています。

 こちらが、いやゆる、桃太郎でおばあさんが作ってくれた「きびだんご」です。
 ちなみに、元禄時代の頃まで「きびだんご」は「とう団子」などどいわれていました。


・月見だんご
…十五夜(中秋の名月)にお月さまにお供えする団子。


・花見だんご
…花見のときに食べる団子。
  いわゆる花より団子のだんご

・よもぎ団子(草団子)
…草もちのように、ヨモギをすりつぶしこねた団子。

・白玉団子(しらたまだんご)
…白玉粉で作った団子。

・みたらし団子
…今回の記事の主役。
 甘味を付けていない団子3~5個を串に刺し、
 あぶり焼きにして砂糖醤油の葛餡をかけた団子。

・羽二重団子 (はぶたえだんご)
…羽二重のようにやわらかいことから命名された団子。
 190年余の歴史を持つ団子

・笹団子(ささだんご)
…餡の入ったヨモギ団子を数枚のササの葉でくるみ、蒸した団子。


本日のまとめ

みたらし団子の由来!トイレ!?秘密の歴史!?後醍醐天皇が!?
  • みたらし団子の出身は京都

  • 京都の下鴨神社(しもがもじんじゃ)が発祥の地

  • 鎌倉時代の後醍醐天皇にゆかりがあるらしい

  • みたらしとは神様の前で穢れを洗い流す場所

  • 「みたらし」っていうけど別に「何かを垂らした」からみたらし団子って言うわけではない

御手洗団子は後醍醐天皇にゆかりがあるとなれば、
なんか歴史のロマンが少しだけ味わえる気がしますね。

なんかお腹が減ってきました。


花より団子ってやつですかね。

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