絶滅危惧種として絶滅の心配がある動植物がいますね。
これは日本では環境省が指定してます。
環境省のレッドリストとも言われている、
とっても貴重な種類の動物です。
そんな中、絶滅危惧種を大量に繁殖させて
書類送検された事例があります。
しかも、天然記念物の繁殖です。
28匹から、なんと驚きの1121匹に繁殖を成功させたのです。
なんの繁殖かというと、
ミヤコタナゴです。
こちらにミヤコタナゴ動画がございます。
そして書類送検されたニュースは
コチラです。
gooニュース 絶滅危惧種「増やし過ぎて」1121匹に 無許可譲受容疑で書類送検(産経新聞)より抜粋
絶滅の恐れがある淡水魚「ミヤコタナゴ」を無許可で譲り受けたなどとして、警視庁生活環境課は14日、種の保存法違反と文化財保護法違反容疑で、いずれも東京都荒川区に住む会社役員(60)の男ら3人を書類送検した。同課によると、3人は容疑を認めているという。
送検容疑は平成24年5月、国の許可を得ずに、別の会社役員(54)から知人男性(66)を通じてミヤコタナゴ28匹を無償で譲り受けたなどとしている。
ミヤコタナゴは関東近県に生息するが、繁殖が困難とされ、昭和29年に天然記念物、平成5年には絶滅の恐れのある国内希少野生動植物種に指定された。
gooニュース 絶滅危惧種「増やし過ぎて」1121匹に 無許可譲受容疑で書類送検(産経新聞)
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20140114527.html
どうやら、繁殖させたから逮捕ではなく、
タナゴを無許可で譲り受けたので書類送検。
ちなみに、書類送検って「身柄を拘束することなく事件を検察官送致」です。
事件ですよ!
ってことです。
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ただ、まだ裁判が行われていないので、
本当に悪いかどうかはその後に裁判で決まります。
で、このミヤコタナゴですが、
- 昭和29年に天然記念物に指定されている。
- 平成5年に絶滅の恐れのある国内希少野生動植物種に指定されている。
なにしろ、このタナゴ
淡水の貝の中に卵産し、
貝ごと飼育しなければならないとても手間のかかるやつです。
近年の日本の川では
少し綺麗な程度では繁殖しなくて
非常に増やすのが難しいといわれています。
その難易度高のミヤコタナゴを
28匹から1121匹に。
これは、もう
文化庁のお役人さまも
あごが外れるんじゃないでしょうか。
なんか、
とても良いことしたのに、怒られた感がすごいです。
はたして、この繁殖に成功させた会社役員(60)の男ら3人さんが
今後、どうなることやら少し注目です。
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おしながき
本日のまとめ
絶滅危惧種!?ミヤコタナゴを繁殖させて書類送検!?- ミヤコタナゴを258匹から1121匹に繁殖させて、書類送検になったおじさんがいる。
- ミヤコタナゴは天然記念物
- ミヤコタナゴは希少野生動植物種
- この3人のおっちゃんはΣ(゚Д゚)スゲェ!!気がする。
- でも、ミヤコタナゴはもしかしたら、わりと繁殖が容易なのか?
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