おしながき
葛西臨海水族園のペンギンに心奪われる!季節で変わるペンギンたち
葛西臨海水族園でまず思い浮かぶのは「マグロ!」という方は多いことでしょう。
確かにアクアシアターで群泳するマグロを見ると「おお~っ!!」とうなってしまいますね。
ですが、私のおススメはペンギンたち!
まず葛西臨海水族園は
フンボルトペンギン
フェアリーペンギン
オウサマペンギン
ミナミイワトビペンギン
が、飼育されています。まさに国内最大級のペンギン展示施設なのです!
テンションが上がってきましたが、そこで葛西臨海水族園で見る事のできるペンギンたちをご紹介したいと思います。
季節によって展示されるペンギンが違います!チェックしてみよう
まず寒さに強く、暑さに弱いペンギンは・・・オウサマペンギン、ミナミイワトビペンギンです。
ではここでペンギンの生態についてご説明。
- オウサマペンギン(キングペンギン)
比較的暖かいところでも飼育や繁殖が可能なため、水族館や動物園で需要が高いペンギンといえます。
皇帝ペンギン(エンペラーペンギン)の次に大きなペンギンですが、見分けられない!という方も。
そこで豆知識として、オウサマペンギンの方が翼が大きいのですが・・・比べられないですよね!
また、首周りの模様も違い、色もオレンジ色が強く出ているのがオウサマペンギン。
葛西臨海水族園では東京の暑い夏はすごしにくいとのことで、気温の上る5月になると冷房の完備した部屋に移動し、涼しい環境で避暑をさせます。
涼しくなる秋までオウサマペンギンは見られませんので、見たい方は冬のうちに葛西臨海水族園に行きましょう!
- ミナミイワトビペンギン
そこから「岩跳び」(イワトビ)ペンギンとよばれています。
さて、イワトビペンギンには、・ヒガシイワトビペンギン・キタイワトビペンギン・ミナミイワトビペンギンの3亜種(あしゅ)。
葛西臨海水族園ではミナミイワトビペンギンが飼育されています。
そのミナミイワトビペンギンは、南アメリカ大陸の南端にあるフォークランド諸島からアルゼンチン、チリにまたがって生息します。
個人的にはとても好きなペンギンで、特徴的な目の上の黄色い飾り羽が素敵!
でも警戒心の強いペンギンさんのようです。
こちらも日本の暑い夏はすごしにくいため、繁殖期が終わる6月以降は冷房完備の部屋に移動し、避暑をさせるとのこと。
涼しくなったらぜひ逢いに行ってくださいね!
葛西臨海水族園でいつでも会えるペンギンたち!
- フンボルトペンギン
フンボルトペンギンは日本で最もポピュラーなペンギンです。
日本でも飼育数が多いので、おそらく一度は見たことがあるのではないでしょうか?
フンボルトペンギンが生息するのは南米のチリからペルーにかけての太平洋岸です。
ペンギンプールで優雅に水中を泳ぐ姿はまさに鳥のようです。
暑さには強いですが、寒さは苦手なようで冬には震えていることも・・・。
愛おしくなります・・・。
- フェアリーペンギン(コガタベンギン)
フェアリーペンギンが生息するのはオーストラリア南岸からタスマニア、ニュージーランド沿岸です。
葛西臨海水族園では屋外で見ることができますが、「赤ちゃんペンギン?」と思ってしまうくらい小さなペンギンです。
その姿は愛くるしく、時の経つのを忘れるくらい見入ってしまいます。
前回も30分以上屋外で眺めていましたが、天気が良い時は日焼け対策をしましょう!
葛西臨海水族園でもペンギン繁殖に期待しよう!
さて、動物園や水族館へ行けばペンギンはいつでも見られる・・・とお思いでしょうが、実は絶滅の危機にあるペンギンもいるのです!フンボルトペンギンは日本でポピュラーなペンギンなのに、生息地では絶滅危惧種になっています!
その反面日本では増え過ぎているそうですが・・・、日本が住みやすく、繁殖しやすい環境なのでしょうか・・・?
そしてミナミイワトビペンギンですが、2015年にオス2羽が葛西臨海水族園から大阪の海遊館に移動しました。
海遊館で若いメスたちのお相手を探していると情報が入り、繁殖を目指して婿入りしたようです!
全国の水族館が一丸となって努力をしているのですね。
まとめ
葛西臨海水族園へ行った時はぜひペンギンたちをじっくり観察してみて下さい。
季節によって見られないペンギンもいますが、どの種類のペンギンを見ても可愛くて癒されます。
魚を堪能した後は、ぜひペンギンたちの姿も見て下さいね!
フンボルトペンギンが一斉にプールで泳ぐ姿を見ると、ものすごい迫力でちょっと引いてしまうかもしれませんが、子供は大喜びですよ!
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