公認会計士と税理士の違い!難易度?収入?ステータス!驚きの結果!

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認会計士税理士の違いは何か?
どちらも、会社とか企業向けのお仕事をしているであろうことはなんとなく知ってる


公認会計士と税理士の違い


でも実際問題、どんな違いがあるのかわからない。
例えば、どちらが難しいのか?

難しいといえば、弁護士はどうなの?


そんな資格の違いを知りたい。
できれば、比較したい。

そして、社会的なステータスや収入についても知りたい。

なので、

「公認会計士と税理士の違いを誰か教えて!!!」

ってことで、気になる

  • 公認会計士と税理士の仕事内容の違い
  • 公認会計士と税理士の資格の取り方と難易度の違い
  • 公認会計士と税理士のステータスの違い
  • 公認会計士と税理士の収入の違い



この4つの切り口で調査してみました。

資格試験にまつわる怖いお話も。。


それでは早速。


おしながき

1.仕事内容の違い


どちらも企業のお金に関する
書類や帳簿とにらめっこしながら
社長さんとお話しするイメージ。

が、ありますが両者の仕事内容の違いを見てみましょう。

公認会計士のお仕事

いわゆる公認会計士の業務は企業の財務書類の監査です。
そう、監査です。

もっちょっと言えば、監査証明
さらに言えば、財務情報の調査なんかも。

日本の場合、株式会社の中でも資本金五億円以上の大会社は財務状況(お金の使われ方)を株主や投資家に見せる「義務」があります。

ただし、見せるための財務の書類内容が正しいかどうか?
チェックするのが「国」が認めた公認会計士のお仕事

まとめるとこんな感じ。

  • 「財務書類の監査又は証明をする」


で、これは法律に定められています。
これは公認会計士の資格のある人だけができる独占業務。

法律的にはこんな感じです。

(公認会計士の使命)
第一条  公認会計士は、監査及び会計の専門家として、独立した立場において、財務書類その他の財務に関する情報の信頼性を確保することにより、会社等の公正な事業活動、投資者及び債権者の保護等を図り、もつて国民経済の健全な発展に寄与することを使命とする。

引用 公認会計士法 (昭和二十三年七月六日法律第百三号) 最終改正:平成二六年六月二七日法律第九一号

公認会計士は資格を取ったら、いわゆる監査法人ってところに所属して役割をまっとうします。


税理士のお仕事

一方、税理士のお仕事は「納税のお手伝い」。

納税は国民の義務です。
これは会社とかの法人も義務です。

税理士はこの納税に対する専門家です。

(税理士の使命)
第1条 税理士は、税務に関する専門家として、独立した公正な立場において、申告納税制度の理念にそつて、納税義務者の信頼にこたえ、租税に関する法令に規定された納税義務の適正な実現を図ることを使命とする。

引用 税理士法 (昭和二十六年六月十五日法律第二百三十七号)最終改正:平成二六年六月二七日法律第九一号

そして、専門家としてやることをまとめるとこんな感じ。

税理士は

  • 「税務代理」
  • 「税務書類の作成」
  • 「税務相談」


法律に定められています。
これは税理士の資格がある人しかできない独占業務。


ただし、公認会計士は税理士登録し、税理士会に入会することで税理士業務を行うことができます。

つまり、公認会計士の資格を持っていると税理士にもなれる!のです。

このあたりは、割と重要なポイント。


あと、公認会計士は大企業を相手にするのに対し、税理士は個人事業者や中小規模の企業が相手にしていることもポイントですね。

税理士は大きなところに所属するパターンと自分の事務所をもってお仕事をするパターンが多いです。
あと、一般の企業に入ってお仕事をする人もいます。


公認会計士と税理士の仕事内容の違いを整理すると。。

  • 公認会計士は株主の立場に立って会社が正しく会計処理を行っているかを監査するのが主なお仕事
  • 税理士は国民が租税を公平に納付できるよう手助けするのが仕事。


どちらも国家資格ですが、税理士よりも公認会計士のほうが業務の幅が広いのが特徴。


2.資格の取り方と難易度の違い

つづいて、公認会計士や税理士になるための資格試験の取りかたや難易度による違いを見てみます。

公認会計士の場合

公認会計士資格試験のしくみです

試験の特徴:短答式試験(マークシート形式の択一試験)+論文式試験(記述式の試験)の2段構。
2段階とは短答式試験の合格者だけが、論文式試験に進める受験制度。

試験内容:財務会計論(簿記・財務諸表論)/管理会計論/監査論/企業法の4科目。
論文式試験が会計学(財務会計論/管理会計論)/監査論/企業法/租税法/選択科目(経営学他から1科目選択)の5科目です。

一回の試験で全て合格して晴れて公認会計士へ。

なので、一回の試験で全科目合格しなければならなく、難易度を押し上げています。
5年以上勉強しても駄目な人は駄目なケースが多いのが現状。
税理士に比べて論理性に特徴があるといわれています。

あと、弁護士と同じくらいの難関資格って言われていることも事実としてあります。


公認会計士を目指すなら合格に向けた、しっかりとした勉強が必要になります。

まれに独学で合格する猛者(モサ)もいますが、苦戦するのは必須。


税理士の場合

税理士資格試験のしくみです

試験の特徴:科目合格制。
試験内容:簿記論、財務諸表論の会計2科目が必須。2科目に加えて、法人税法、所得税法、相続税法、消費税法、酒税法、国税徴収法、住民税、事業税、固定資産税から3科目を選択し受験。
会計2科目と税法3科目のあわせて5科目の合格で税理士に。


税理士試験最大の特徴は「科目合格制」。

これは、科目ごとに受験できて取り消されることは無いので、何年もかけて一科目ずつ合格して税理士になれる制度。
長い人によっては5年以上かけて税理士先生になる人もいます。
特徴は膨大な量の税制と計算能力。


試験の特徴から言える難易度の違いはズバリ
  • 質の難易度は公認会計士
  • 量の難易度は税理士

こんな違いがあるようです。


で、ココで衝撃の事実。

「公認会計士」と「弁護士」は税理士登録をするだけで税理士になれます。
もっと言えば、公認会計士は行政書士にも登録できます。

それから、税務署で23年以上勤務した職員も税理士になることができちゃいます。

税理士の看板を掲げる方法は幾つかの道があるってことですね。

でも、実際に看板を掲げてもその営業手腕によっては食って行けない人も多いとか。
(出身によって強みが違うわけですから。)



とはいえ、実際問題、ある種のステータスもある税理士になるのはカンタンじゃありません。






参考までに弁護士の場合

弁護士の試験は「司法試験」って呼ばれている「弁護士」「裁判官」「検察官」になる人が受ける共通の試験があります。
で司法試験に合格したら「司法修習(しほうしゅうしゅう)」って研修所に1年かよって、修了試験に合格して晴れて「弁護士」「裁判官」「検察官」になれます。

この道は険しく、

まず「司法試験」を受けるための「受験資格」を取得する必要があります。
これは基本「法科大学院」(2年又は3年)に通うことで取得できます。
大卒の人が入れます。

中卒や高卒の場合は「予備試験」ってのがあって認められると司法試験が受けれます。

どちらも、難関です。

単純に難しいって話もありますが、人生を捨ててしまう可能性があります。

つまり、なにしろ時間が掛かる試験です。
なので気持ちの面でも目指すのが難関。

だって、その後に「法科大学院」に入れても司法試験があって、五年以内に合格しないと駄目なのです。
そしてその後には「司法修習」で一年。

よって、弁護士を本気でめざすのなら相当な覚悟が要りますな。



3.社会的なステータスの違い


社会的に見てみると公認会計士と税理士はステータスの威力はどちらが高いのか?

これは相手によるのが正直なところ。

一発で合格しなければならない公認会計士から見れば、税理士は「亀」さんにみえるかも。
しかも、公認会計士は登録すれば税理士の資格がもらえるし。

がその一方で公認会計士を知らない人から見ればどちらもあんまり変わりません。

例えば「合コンでもモテるのはどちらか!?」

ってなっても、合コンで相手が普通の短大生女子の場合

この場合、ステータスの違いが出ないと思います。
むしろ計画的に受験を重ねた税理士は「落ち着きと安心」があるかもしれません。
公認会計士の場合「インテリだけどやんちゃ」に見えなくも無いような。

まぁ、その場に「医者」と「弁護士」がいたら勝てない気がします。

弁護士さんの弁護(口説く)スキルの前では歯が立たない気もします。
お医者さんの問診(心の扉をひらく)スキルは女子のハートを鷲づかみな気もします。

こんな場合、公認会計士さんはその合コンの内容を監査していただければ。
で、税理士さんは納税額を算出してください。


が、コレが大手上場企業さんのOLさん達の場合

大企業を専門とする会計士さんの存在は、
大手にいる人ほど知れ渡っています。
なので、見る目が違います。

「公認会計士」ってだけで社会人1年目から「先生」です。

しかも、上司がペコペコするキレ者の「大先生」です。

女子達からの熱いまなざしは必須。


一方、税理士さんの場合、
OLさん達の中に「経理女子」がいたら、彼女たちからは「頼れる兄貴」になります。
企業決算の要ですから。

経理の悩みは「全てまかせて」って税理士さんは憧れの先生



ま、これは特殊な例かもしれませんがステータスは使いどころしだいです。

だって、ステータスといってもいろいろありますからね。

ほら、ステータスに求めるものが

  • 単純に知名度が欲しい
  • なによりもお金が欲しい
  • やっぱり権力が欲しい


などなど


どれも、資格を取っただけでは成り立ちません。
社会人ですから、同じような先輩達が腐るほどいます。

そして、資格を保有する人ほど同じような考えの人が集まります。
しかも、社会構造上、おっさん、もとい高齢になっても引退なんかなかなかしません。

資格とステータスを考えた場合、
同じ思想(考え方)の連中の中で
勝負することになるってコトも

頭の片隅に入れておくことが必須ですな。

4.収入の違い

公認会計士も税理士もなんとなくお金持ちなイメージがあります。
収入が高いイメージです。

でも、これは実際にどうなのか?

公認会計士や税理士の専門学校のサイトに乗っているデータでは概ね

  • 公認会計士も税理士も大手の事務所(法人)に入ると給料が高い。
  • 1年目から20万後半
  • でも、えらくならないと1000万とかはムリ
  • 組織にはサラリーマン的に人間関係(実力+α)が必要
  • 実力とはお仕事をする能力(専門知識を含む)
  • αとはコミュニケーションスキル


こんな感じです。

それから、職業別の賃金を知りたい場合、
厚生労働省が毎年発表する
「賃金構造基本統計調査」が便利です。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/chinginkouzou.html

ここの、これです。

政府統計の総合窓口e-Statホームページ
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020101.do?_toGL08020101_&tstatCode=000001011429

この公式ホームページの「職種」ってところにエクセルが置いてあります。
ご参照ください。


この表がの内容が読み取れない場合、
公認会計士も税理士も諦めたほうがいいかもです。
キツイ言葉を言えば。。

ちなみに、この統計調査では公認会計士も税理士もヒト括りです(;・∀・)
しかも組織上、10億円以上の規模と以下で切り分けてます。


意味するところはわかりますかね。

大手に入るなり、大手にならない限り収入は上がらない。
でも、このエクセルを眺めていて気づくのは
公認会計士も税理士も、年収高い!!

って所です。

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本日のまとめ

公認会計士と税理士の違い!難易度?収入?ステータス!驚きの結果!
ざっくりまとめると、
  • 公認会計士は「大手企業の監査」がお仕事
  • 税理士は「企業の納税と経理」の代行がお仕事
  • 公認会計士は一発試験で資格がとれる
  • 税理士は科目別に合格し、5科目合格でなれる
  • 公認会計士は大手企業と企業のヒトからは圧倒的なステータス
  • 税理士はどんな企業でも「経理女子」からは羨望のまなざし
  • 公認会計士と税理士の収入は高い!でも人による

こんな感じ。


なお当内容はかなり個人的な見解を含みます(;・∀・)注意されたし

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