インフルエンザと風邪の症状の違いってよく分からん!
だって、インフルエンザと風邪の症状はよく似てるじゃないですか。
ほら、風邪だと思っていたけどなかなか治らないから病院に行ったら、
「インフルエンザ」だった!
なんて言うこともよく聞いたりします。
気づかずに電車に乗って出勤して、通勤経路全域に拡散。
知らなかったとはいえ、非常にこまったちゃんな問題児。
そんな人っていますよね。
ええ、そうです。何を隠そう私がそうです。
「なんか、熱っぽいんだよねぇ~」
「風邪薬、買ってのんでるけどいまいち効かなくてさ~」
って言っていたら、
身体が重くだるくなってきて、
気づいたら関節が痛い。
おまけに、高熱になっていた。
で、慌てて病院ですよ。(実際には慌てる気力も無いほど倦怠感がひどかったですが)
なもんでインフルエンザと風邪の違いってのがわかったのでまとめておきます。
普通の風邪の症状は、人によって違いはありますが
などですね。
でも、インフルエンザの症状は
など。
さらに加えて間接の痛みや酷い頭痛もやってきますね。
インフルエンザとカゼの違いはこの関節の痛みや頭痛にあるようです。
詳しき見て行きましょう。
おしながき
インフルエンザと頭痛の関係
なぜ「インフルエンザになると酷い頭痛になるのか?」これは、人の体内に備わっているプロスタグランジンという物質が関係しています。
私たちの体内にインフルエンザのウイルスが侵入すると、
体はインフルエンザのウイルスをやっつけるために、
プロスタグランジンという物質が働きインフルエンザと戦います。
戦い方としては
- 血管を広げ血液の流れをよくする
- 体温を上げ発熱させ熱に弱いウィルスをやっつける
- 臓器不全を防ぐ(サイトカインという脳へのインフルエンザウィルスの侵入を抑える分泌物の過剰分泌を抑える)
カンタンに言えばこのプロスタグランジンが活発に活動することで、体が炎症を起こし、酷い頭痛になってしまうのです。
ほかにも関節痛や筋肉痛になるのも、プロスタグランジンによる仕業なのです。
とは言え、ウィルスや細菌をやっつけるため体温を上げるのがお仕事。
諸刃の剣てきな機能です。
日ごろから体力をつけて強い肉体(健康)になるのが大切な気がします。
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インフルエンザ時の頭痛の対処法
通常の頭痛の場合には、市販の頭痛薬で治ることがほとんどです。
が、しかし、インフルエンザの頭痛では頭痛薬はダメです。
インフルエンザ時の頭痛は、さっき説明したように体の中のプロスタグランジンが働いている現象。
これを無理に薬で抑えてしまうと、インフルエンザ脳症やライ症候群などの副作用を引き起こしてしまうこともあるからです。
インフルエンザ脳症とは、インフルエンザ時に頭痛薬を服用することで神経細胞や脳の細胞が正常でなくなり、脳障害などにつながってしまう症状です。
ライ症候群とは、肝臓の機能に影響を与えてしまい、痙攣や嘔吐などがおき、酷くなるた意識障害をおこしてしまう症状です。
怖いですね。
このような事態を防ぐためにも、インフルエンザ時の頭痛では、
薬に頼らず、ひたすら時が過ぎるのを待つのが正しい対処と
なるみたいです。修行みたいな感じですな。
最近ではインフルエンザの時でも服用できる頭痛薬も
開発されていきています。
でも、必ず医師の指導のもとでの処方となっているので、薬局などでは気軽に買えないみたいですね。
なので「高熱のカゼ」なんて思ったら、すみやかに病院にGOです。
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本日のまとめ
- 頭痛や関節痛があればインフルエンザ
- インフルエンザの時に起こる頭痛の原因はプロスタグランジン
- プロスタグランジンは体内物質
- プロスタグランジンはインフルエンザのウイルスと戦う正義の味方
- しかし、体が炎症を起こしてしまう諸刃の剣(つるぎ)
- なので頭痛を無理に抑えようとすると、インフルエンザ脳症やライ病などを引き起こすことがあるので、頭痛薬はお勧めできない。
どうしても、インフルエンザ時の頭痛が我慢できず、
薬を服用したい場合には、必ず医師に相談をして、
最適な頭痛薬の処方をしてもらうようにしましょうね。
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