自己破産するとどうなる?生活は?仕事は?家は?家族は・・・?

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自己破産は多額の借金により返済がとどこおり、債権者に返済ができなくなった場合、破産の申し立てを行うことをいいます。
自己破産は借金の清算手続きなので、お金に換えることができる財産は強制処分されます。

おしながき

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自己破産するとどうなるの?自己破産について知る!


ですが債務者の最低限の生活は保証されるので、生活する上で必要な家財道具は差し押さえられることはありません。

ですが、20万円以上の価値があるような物であれば、差し押さえの対象となりますが、高価な物を持っていない限り自己破産によって差し押さえに合うことはなさそうです。




自己破産すると仕事(会社)はどうなってしまう?辞めなければならない?

自己破産をすると心配なのは周りの人に知られてしまうのではないか、ということではないでしょうか?

結論からいうとその心配はありません。

もちろん戸籍や住民票に記載されることもありませんし、また子供の就職にも影響はありません。

破産手続き開始決定と免責決定が出た時には、「官報」に記載されますが、まず一般の人が目にすることはありません。

また、それによって裁判所から会社に連絡が行くようなこともありませんので心配はありません。

万が一自己破産が会社に分ったところで、会社がそれを理由にクビにすることは許されていません。

心配なのが、債務者から会社に電話があった場合です。

内容によっては会社に知られてしまう可能性もあるので注意が必要と言えます。


気になるマイホームはどうなってしまうのか?

20万円以上の価値がある物が処分の対象となるので、マイホームは資産価値が高いため、当然換価されることとなります。

マイホームは任意売却するか競売にかけられます。

裁判所でかりに競売となった場合、すぐに家を出なくてはならないということはありません。

新しい買主が現れるまで住むことが可能です。

その期間は自己破産を申し立ててからマイホームが売却されるまでですから、半年~1年以上はかかることも珍しくありません。

よってその間は住み続けることは可能ということです。

賃貸の場合は、まず追い出されることはないと考えてよいでしょう。

もちろん家賃を支払っていれば自己破産したからと言って追い出される理由はありません。


自己破産をするとブラックリストに掲載されます!

自己破産をすると信用情報機関に事故情報が掲載されます。

いわゆる「ブラックリスト」と呼ばれているものです。

掲載期間はおよそ5年~10年です。

その間は銀行からはお金を借りることはできません。またクレジットカードも発行できなくなります。

自己破産(免責決定)から7年は自己破産ができなくなります。

なのでお金を借りることは考えずに同じ過ちを繰り返さないという心構えが大切です。

自己破産をするとマイホームは購入する事はできないの?

ブラックリストに掲載されてしまうと、マイホーム購入の資金を借りることは厳しいと思って下さい。

いずれはブラックリストからも消去されるとはいえ、それから頭金などの自己資金をしっかりと貯めてから、検討する方がよいでしょう。

不動産を購入するということはかなりの資金が必要になるのは当たり前です。

計画をしっかりと立てることをお勧めします。

自己破産をすると家族との生活はどうなってしまうの?

結論から言うと、マイホームを手放した場合は引越しなどの負担がありますが、それ以外はさほど変わらないと考えても良いでしょう。

家族名義の預貯金は守られますから、自己破産後は堅実に新たな生活をスタートさせれば良いだけです!

また、子供にも影響するようなことはありませんでの、その点では安心しても大丈夫です。

本日のまとめ

自己破産をするとある程度のデメリットはありますが、さほど生活への影響はないと考えても良いでしょう。

家族がいる場合は精神的なダメージを与えてしまいますが、仕事にも影響はないのでしっかりと生活を立て直す事ができると言えます。

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