土鍋を購入したならまずは目止め。使い始めは忘れずに目止め!です。土鍋を新しく購入して、嬉しくて直ぐに使ってしまいそうですがちょっと待ちましょう。
おしながき
土鍋の使い始め!ちょっとまった!
ほら、冬の気配を感じる季節になると、温かい物が食べたくなりますよね。
中でも「鍋」は冬の食事の定番ですね。
そんなお鍋を食べるために必要な物といえば「土鍋」です。
土鍋を新しく購入して、嬉しくて直ぐに使ってしまいそうですがちょっと待って下さい!
慌ててはいけません。「目止め」をしないと大変なことになります!
目止めとは、使い始めの土鍋や水漏れする土鍋にお粥を炊き込む作業のことです。
なぜお粥なのかというと、お米のでんぷん質が土鍋の気孔を埋めて水漏れを防いでくれます。
細かい事をいうと、土鍋を作る粘土の土によって気孔の大きさが違い、粗土を使用して作られた土鍋は特に目止めが必要になってきます。
お粥で目止めをする場合の手順
始めに土鍋を良く洗い、水気を拭きとり、底面を上にして自然乾燥させます。ここで乾かさずに濡れたまま火にかけるとひび割れの原因になるので注意が必要です。
■お粥で目止め■
①乾燥させた土鍋に8分目まで水を入れます。
②ごはん茶碗1杯程度のごはんを入れます。(お米ではなくごはんです!)
③弱火で炊き込みます。(10~20分)吹きこぼれに注意してください。
④お粥が炊き上がったら火を止めて十分に冷まします。お粥を土鍋に入れっぱなしにして冷まして下さい!(一時間以上置くと良いでしょう)
⑤土鍋を水洗いして乾燥させます。
②ごはん茶碗1杯程度のごはんを入れます。(お米ではなくごはんです!)
③弱火で炊き込みます。(10~20分)吹きこぼれに注意してください。
④お粥が炊き上がったら火を止めて十分に冷まします。お粥を土鍋に入れっぱなしにして冷まして下さい!(一時間以上置くと良いでしょう)
⑤土鍋を水洗いして乾燥させます。
土鍋を買ったらまずは目止めをするということを覚えておきましょう!
ごはんが無い!ならば小麦粉or片栗粉で目止め
ごはんが無いんだけど!って場合は小麦粉or片栗粉で目止めしましょう。
そもそも残りごはんが無かったり、わざわざ炊いてまで目止めする必要もありません。
では代替品として小麦粉、もしくは片栗粉があればご用意ください。
土鍋の目止めに必要なのは「でんぷん質」なので、そのでんぷん質を含んだものだったら大丈夫です。
お粥と同じように基本は水洗いして乾燥させておきます。
■小麦粉or片栗粉で目止め■
①乾燥させた土鍋に8分目まで水を入れます。
②小麦粉か片栗粉どちらかを大さじ2杯程度入れます。
③弱火で沸騰させます。(10~20分)吹きこぼれに注意してください。
④火を止めて十分に冷まします。中身は土鍋に入れっぱなしにして冷まして下さい!(一時間以上置くと良いでしょう)
土鍋を水洗いして乾燥させます。
②小麦粉か片栗粉どちらかを大さじ2杯程度入れます。
③弱火で沸騰させます。(10~20分)吹きこぼれに注意してください。
④火を止めて十分に冷まします。中身は土鍋に入れっぱなしにして冷まして下さい!(一時間以上置くと良いでしょう)
土鍋を水洗いして乾燥させます。
お粥の時と文面がまったく一緒の様な・・・、お分かりかと思いますがやる事は一緒です!
目止めはお米のとぎ汁でも大丈夫?
土鍋が作られた粘土にもよります。やはり粗土でできた土鍋は濃度の濃いでんぷん質を必要とします。お米のとぎ汁だと濃度が薄くなるので、できればお粥をお勧めします。
また、お粥はお米から作ると、糊状になるまで時間がかかり水が土鍋に浸透することがあます。
それによって水漏れ、ひび割れの原因になるので控えた方がよさそうです。
ですが、一般的に市販されている土鍋で、空焚きができるものなら目止めの必要がない鍋もあります。
購入するときは店員さんに確認したほうが確実です!
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目止めをしたら美味しいお鍋がまっています!
さて、目止めができたら早速お鍋をしましょう!ちょっと待って!土鍋を火にかける前に必ず裏底を拭いて下さいね。水気があったり、熱い土鍋を急に冷やしたりしたらひび割れの原因にもなります。
もしひび割れて水が漏ってしまったら、再度目止めをして下さい。
できればでんぷん質の濃いお粥が良いでしょう。
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本日のまとめ
土鍋は長く使えば使うほど風合いが良くなっていく感じがしませんか?わが家も冬場は土鍋が大活躍します。すでに12~3年以上は使いこんでいる土鍋ですが、非常に愛着があり我が家には欠かせない存在になっています!
そんな土鍋ですが、収納する時はしっかりと乾かし、できれば通気性の良い所へ収納しましょう。
よく箱に入れて収納するか方もいますが、なるべく箱には入れずに収納する方が湿気がこもらないので良いでしょう。
乾かさずに収納するとカビの原因になるのでご注意を!
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